【大阪杯】クロノジェネシス和田助手が競馬界の女神の直撃に「あとはゲートの出と折り合い」

2020年04月03日 21時02分

馬体に厚みが増したクロノジェネシス

【大阪杯(日曜=5日、阪神芝内2000メートル)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。新型コロナウイルス関連のニュースばかりで不安な日々ですが、皆さん気疲れしていませんか?

 トレセンでは意識して空間的な距離を取る一方で、気持ちは一致団結して日々の仕事に取り組んでおられます。この気持ちの一体感が週末の開催につながっているんだろうな。競馬が無事に開催され、テレビやラジオを通して楽しませていただいていることに改めて感謝しながら、全力で大阪杯の取材をさせていただきました。

 ターゲットはGI馬3頭。まずは今年始動となる一昨年のダービー馬ワグネリアンです。友道先生、大阪杯が復帰戦になった経緯から教えてくださいっ。

「昨秋は東京遠征が続いて若干、疲れが残っていたので、暮れの有馬記念はパス。早くからここ目標に調整してきました。1歳年を重ねて、馬はすごく良くなっていると思いますね」

 昨年の大阪杯3着は前年の神戸新聞杯勝ち以来でしたが、当時と比べてどうですか?

「あの時はいかにも休み明けという感じだったんですけど、今年は2月に放牧から帰ってきた時からいい感じでしたからね。体もふっくらしていたので、いつになく調教本数も積めました、先週までビッシリできたのは良かったと思います」

 改めてワグネリアンの良さを教えていただければ。

「競馬では100%以上の力を出そうとするところですかね。ジョッキーがGOサインを出せば、必死にそれに応えようとする、そういう勝負根性というか、一生懸命走ってくれるところが一番の長所かなと。ここまで調整は順調にきているので、昨年以上のパフォーマンスを見せられると思いますよ」

 初戦から、めちゃくちゃ楽しみすぎますぅっ! 一方、ワグネリアンと同世代の牝馬ラッキーライラックも気になりますな。今年初戦の中山記念は2着。松永幹夫先生はどう捉えていますか?

「結果は残念でしたけど、しっかり走ってくれたと思います。使った後もすごく順調です。調教できっちり負荷をかけられてますし、動きもいいですからね」

 頼れるお姉さんになってきた感じ…ですね?

「昨秋も府中牝馬S(3着)を使って良くなり、エリザベス女王杯制覇につなげてくれましたからね。今回も使って動けるようになっています。5歳になってたくましくなり、今なら男馬と走ってもヒケは取らない。なんとかまたGIタイトルをと思っています」

 た、頼もしすぎる…。最後はラッキーライラックより1つ下、昨年の秋華賞馬クロノジェネシスについて和田助手にお話を伺いましたっ。今年初戦の京都記念は鮮やかでしたね。

「スタートをうまく出てくれたので、先行した上で折り合えました。その分、しまいもしっかり伸びて、とてもいい内容だったと思います。ただゲート入りがいつもより悪かったのが課題として残ったかな。ソワソワしたりする時もあるので、練習して確認をしておきます」

 12キロ増の馬体は成長分と考えていいですか?

「エリザベス女王杯(5着)から間隔が空いて、ふっくらして帰ってきましたからね。昨年の春と比べると、だいぶ大きくなりましたよね。精神的にも若いころよりかは落ち着いています」

 ふむふむ。ではレースに向けてポイントになるのは?

「距離に関してはジョッキー(北村友)も“ちょうどいい”と。阪神コースも何回か走っているので問題ないですね。あとはゲートの出と折り合いですかね。前走時のようにパドックから落ち着いているようなら」

 豪華メンバーすぎてたまりまへんなっ! 皆さんも週末までじっくり予想を楽しみましょう♪

☆プロフィル=いなとみ・なほ 1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はABC「おはよう朝日です」、サンテレビ「アサスマ探検隊」、ひらかたパークのCMなどに出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。