【元JRA助手の極秘情報】大阪杯ラッキーライラック「状態が上がって体もさらに成長、好勝負を期待」と松永幹調教師

2020年04月03日 21時01分

前走の中山記念で2着のラッキーライラック

【元JRA助手の極秘情報】まいど、野村です。せっかく桜がきれいに咲いているのに、新型コロナウイルスの惨状は一向に収まろうとしません。ついにあの喜劇王の命まで奪いよった。ホンマに悲しすぎますわ。そう考えると、競馬が開催できているだけでもありがたいこと。コロナで疲弊してる日本国民に、希少なエンターテインメントを提供してくれることに感謝せんとね。

 さて、先週は史上初の無観客GIとなった高松宮記念でした。まずは、なんといっても1位で入線したクリノガウディーの4着降着やね。昔ならファンも騒ぐところでしょうが、今はパトロールフィルムが公開されています。和田ジョッキーの表情なんかを見ていても、降着はしゃーないかなと思いますね。もともと左へ行くクセがあったみたいやし、今後どう矯正していくかやね。

 ただ、いつもより積極的な競馬で、4角ではすでに「ああ、これ勝ったわ」という手応え。1200メートルの距離も良かったのでしょうが、力はつけていると思います。これまでも大きな舞台で善戦こそしていましたが、勝てるだけの器ということを証明できたんとちゃうかな。

“勝ち馬”のモズスーパーフレアは外枠からの競馬でしたが、好スタートを切れた上にいつもより楽なペース。会心の逃げやったんとちゃうかな。2着からの繰り上がりでも勝ちは勝ちやからね。松若君も初GIゲット。ホンマにめでたいことやと思いまっせ。

 そして、2着のグランアレグリアはすごい脚やったし、3着ダイアトニックも不利さえなければ…という内容。この2頭に関しては、力は見せたと思います。それより、分からんのはダノンスマッシュ(10着)とタワーオブロンドン(12着)ですわ。あまりにも見せ場がなさすぎですもんね。うーん…ちょっと明確な敗因は挙げられません。

 モズアスコット(13着)に関しては1200メートルは忙しいんとちゃうかな。海外遠征を取りやめて、急きょの参戦でもあったし、悲観する必要はないと思いますよ。

 さて、今週のGIは大阪杯。懇意にしてもらっている松永幹厩舎から、ラッキーライラックが出走します。ミキオいわく「1回使って状態が上がっているし、今度は変わると思います。去年の秋も1度使って状態が上がってきましたからね。体もさらに成長してるし、好勝負を期待したいです」とのことですわ。

 前走の中山記念(2着)にしても「始動戦としては悪くない内容」と言うてました。十分にチャンスはあると思うし、全力で応援したいと思ってます。(元JRA調教助手)

【プロフィル】野村功(のむら・いさお)62歳。元JRA調教助手。1971年に栗東・坪重兵衛厩舎に所属。その後は山本正司、池江泰郎など35年間で数々の厩舎に在籍。トゥザヴィクトリー(2001年エリザベス女王杯)、ステイゴールド(01年香港ヴァーズ)など様々な名馬の背中にまたがる。