【高松宮記念】モズスーパーフレア 中京3戦完敗でも大爆発あるぞ

2020年03月24日 21時33分

仕上がり絶好のモズスーパーフレア

【高松宮記念(日曜=29日、中京芝1200メートル)dodo馬券】春のGIロード開幕を告げる尾張の電撃スプリント戦・第50回高松宮記念(が6日後に迫った。50回目のアニバーサリーレースには、昨秋の短距離王や芝&ダートGI馬など、多種多彩なメンバーが参戦。目移りするような豪華さだが、その裏ではあの馬がひっそりと爪を研いでいる。昨年の当レースで堂々の2番人気に推されたモズスーパーフレアだ。

 中山コース〈3・2・0・0〉に対して中京コース〈0・0・0・3〉。これが昨秋のスプリンターズSで2着しているモズスーパーフレアの戦績だ。誰がどう見ても、タイトルを取るなら高松宮記念よりスプリンターズS。さらに昨年の当レースで2番人気→15着という惨状が購買意欲をそぐ。ただし、だ。裏を返せば、その中京の“3戦完敗”に反論できれば、この人気凋落は馬券的においしい? 生野助手はこう語る。

「昨年は2連勝後の年明け3戦目でした。オーシャンSを勝った後で、馬が硬くなってしまいましてね。使い込むとそういう傾向がある馬で本調子ではなかったです。しかも外枠(15番)でしょ。悪いことが重なったから仕方ないですね。左回りがダメとか、そんなことは一切ないと思います」
 中京〈0・0・0・3〉のうちの1つは昨年のこのレースだが、あとの2戦は1400メートルで別距離でのもの。要するに中京1200メートルで言い訳のできない負けはない。もちろん昨年と同じ轍を踏まぬよう、しっかりとケアに努めてきた。今年はシルクロードS(4着)をステップに、年明け2戦目で大一番という臨戦ローテにした。

「雰囲気はいいですよ。僕は坂路の1週前追い切りで併走相手のスティッフェリオ(重賞3勝)に乗ったんですが、向こうが仕掛けたかと思ったら、一瞬にしてどっかに消えていっちゃいました。『あれ? どこ行った?』って(笑い)。元気いっぱいです」(同助手)

 一杯に追われる僚馬を追いかけたモズスーパーフレアは、並ぶ間もなくかわすと最後は大きく先着。時計も4ハロン50・6―37・0―12・1秒で超抜だった。それでいて余力たっぷりなのだから…。同助手の指摘した、昨年からのローテ変更が奏功している証しだろう。

 ちなみに前走は「馬場の悪い中、よく踏ん張ってくれたんじゃないでしょうか。負けましたが、悪い内容ではなかった」。前哨戦としては上々のジャッジだ。「もうレースでやることは決まっている馬ですからね。変にためながら行くより、ビュンビュン飛ばしたほうがいいと思います。何とか巻き返してほしい」

 昨年の高松宮記念は15着敗戦よりも、単オッズ4・1倍の2番人気に支持された事実をストレートに受け止める手も…。近6走の重賞はすべて3番人気以内。芝スプリント戦では、誰もがV候補と認める実力馬なのは間違いないのだ。