【スプリングS・血統調査】ヴェルトライゼンデは小回り向くドリームジャーニー産駒

2020年03月19日 21時32分

しっかり勝って本番に進みたいヴェルトライゼンデ

【スプリングS(日曜=22日、中山芝内1800メートル=3着までに4・19皐月賞優先出走権)血統調査】ホープフルSではコントレイルには敗れたものの、勝ち馬と同じ最速の上がりをマークして2着を確保したヴェルトライゼンデ。マイラーズCをレコード勝ちし、皐月賞でも2着したワールドエース、昨年の菊花賞馬ワールドプレミアを兄に持つ良血馬。父がディープインパクトからドリームジャーニーに替わっても、高い能力はしっかりと受け継いでいる。

 母マンデラは、独古牡馬チャンピオンにして独リーディングサイアーに5度輝いた名種牡馬アカテナンゴの娘。現役時代には独GIオークス(芝2200メートル)、仏GIIポモーヌ賞(芝2700メートル)、米GIIサンタバーバラH(芝10ハロン)各3着などの実績を残した。

 祖母マンデリヒト(父ビーマイゲスト)は独1勝。産駒に仏GIジャックルマロワ賞、同イスパーン賞、英GIプリンスオブウェールズSと芝1600~2000メートルのGIを3勝したマンデュロがいる。

 曽祖母マンデルアウゲにはアリシドン=アクロポリスの全兄弟クロス4×3があり、母系は重厚でスタミナ色が強い。

 2015年に産駒がデビューして以来、なかなか重賞を勝てなかったドリームジャーニー産駒だったが、今年のダイヤモンドSでミライヘノツバサが重賞初制覇を飾った。産駒は瞬発力勝負より持久力勝負に強く、小回りに向いている。ヴェルトライゼンデも中山コースは2度目。兄はクラシックで結果を残しているだけに、ここはしっかりと勝って本番に進みたいところだ。