美人すぎる騎手ミシェル「日本の競馬新聞も読めるようになってきた」

2020年03月19日 21時30分

東スポを見ながらレース前の予習をするミシェル

【ボンジュール・ミシェル】読者のみなさん、ボンジュール!

 先週の土曜は船橋で騎乗したのですが、雪が降る中での初めてのレースとなりました。少しずつ暖かくなって、もうすぐ桜が見れると思っていただけに驚きました。私はそんな中でも手袋をせず、レースに臨みました。他の部分が冷えることがあっても、なぜか手だけはいつも温かく、手袋をつけると逆に暑くなりすぎてしまうからです。ゲン担ぎで手袋を差しておくことはありますが、レースでつけることはしません。日本の寒さにも慣れてきたので、へっちゃらでしたよ。

 というわけで、今回は私が日本で生活していく中で、慣れてきたことを紹介していきますね。まずは日本での食事には欠かせないお箸です。昨年の夏、初めて日本に来たときはお箸がうまく使えず、それがとても悔しくて…。フランスに帰ってからはお箸でカシューナッツをつかむ練習を何度もしたことで、今では日本の人にもお箸の使い方を褒められるほど上達しました。

 次にお布団です。フランスにいた時は、ずっとベッド生活でしたが、日本では川崎競馬場近くにある小向トレセンの宿舎、そして川崎競馬開催以外の時に住んでいるマンションで、どちらも布団。初経験なので、最初はしっかり休めるかなと不安でしたが、あっという間に慣れて今では毎日、熟睡できるようになりました。ただマンションではロフトに布団を敷いているので、頭をぶつけないよう腰を曲げて下りないといけないのが、少しつらいです(笑い)。

 そして日々のレースでの予習、復習に欠かせないのが日本の競馬新聞です。朝、競馬場に着くと新聞でその日騎乗する自分の馬に目を通します。まず前走までの着順と自分の馬がどの程度評価されているのかを印で確認し、次に近走はどういう位置取りで競馬をしていたか、自分の馬と同じ脚質の馬が他にどれくらいいるのかをチェック。さらに上位人気になりそうな馬を印で確認し、どういう脚質なのかを把握した上で今回のポジション取り、マークすべき馬を絞っていきます。その予習をしておくことで、レース前に調教師やオーナーとの作戦会議がよりスムーズになります。

 またレース後は騎乗した馬についてメモを記し、次回の参考のためにしっかり保存しておきます。日本の競馬新聞の柱は距離が漢字で表記されているので最初は読めずに戸惑いましたが、通訳の方に教えてもらい、今は問題なく読めるようになりましたし、情報がしっかり詰まっていて読めば読むほど勉強になります。もっと細かいところまで分かるようになったら、JRAのレースも理解できるようになれるかな…。

 ということで日本の生活にも日々なじんできました。それではみなさん、アトゥタラ(また会いましょう)。

☆ミカエル・ミシェル=1995年7月15日生まれ。フランス南東部イエール出身。10歳で乗馬を始め、2011年に競馬学校に入学。14年3月に騎手デビューし、同年9月に初勝利を挙げる。その後、落馬による負傷で1年半の休養を経て、17年に17勝をマーク。18年には女性騎手として初めてフランス年間リーディングで83日間にわたってトップを維持し、最終的には72勝を挙げ12位で、国内女性騎手の年間勝利記録更新。19年8月にはJRAワールドオールスタージョッキーズで初来日し総合3位となった。地方競馬では3月17日現在、203戦22勝をマーク。