菜七子が元気な姿で調教カムバック 落馬骨折から1か月の休業を経て

2020年03月14日 12時00分

3・20の実戦復帰に向け、調教を再開した菜七子(14日、美浦トレセンで)

 2月15日の小倉競馬5レース(ランサムトラップ)で落馬し、左鎖骨を骨折して1か月間休業を余儀なくされていた藤田菜七子(22=美浦・根本)が14日朝、事故後初めて美浦トレセンで調教に騎乗、来週20日の実戦復帰に向けて元気な姿を見せた。

 朝一番となる早朝4時に自厩舎のアースドラゴン(障害未勝利)に騎乗。暗闇の中、南角馬場でじっくり脚慣らしを行った後、A(ダート)コースに入ってキャンターで1周した。この日は1頭のみの騎乗となったが、負傷前と変わらぬスムーズな所作で、きっちりと調教メニューを消化してみせた。

 稽古後に取材に応じた菜七子は「久しぶりでほんの少し緊張はありましたけど、休む前と感覚など大きく変わることなく乗ることができました。鎖骨に関しても違和感などはなく大丈夫でした。今日は1頭でしたが、明日(15日)は自厩舎の馬に何頭か乗る予定です」と復帰初日の感想をこう口にした。

 13日に診察を行い、医師から正式なゴーサインが出ての騎乗再開となった菜七子はカムバックへ向けて、力強く第一歩を踏み出した。今後も調教や、追い切りで感覚を取り戻していき、来週の3日間競馬初日となる20日の中山競馬から実戦に復帰する見通しとなっている。また、JRA通算100勝まで残り「3」となっている菜七子。復帰週での記録達成に期待がかかる。