【赤城真理子の聖地巡礼】ロードカナロアに感じたビンビンの“ラスボス級オーラ”

2020年03月13日 21時00分

見る人が見れば、オーラが漂っているのがわかるロードカナロア

【赤城真理子の聖地巡礼】聖地巡礼の最終日。私たちは現在の日本競馬を牛耳っている(?)社台スタリオンステーションへ。けい養されている種牡馬の顔ぶれがまたスゴイこと…。思わず気後れしちゃいます。

「キンカメ、ディープが残念ながら亡くなった今、この子の価値がさらに上がると思われます」と牧場のスタッフさんに紹介されたのは、ご存じロードカナロア。とはいえ、実は私、最初はまるでオーラを感じ取れませんでした。「見た目にはあまり特徴がない」と聞いてはいましたが、確かにパッと見の印象は薄いかも。流星など目立つ目印もなく、暗めの鹿毛一色。紹介されなければ、私には絶対に分からなかったでしょう。スルーしちゃってたかも。いや、絶対にしてたな。

 でも、この馬がアーモンドアイやサートゥルナーリアを出したんですものね。そう思った途端に、とんでもないラスボス級のオーラを放っているように見えてきちゃった私って…。ゲンキンなのか、いいかげんなのか、フシ穴なのか。まさかその全部なのか…。

「ロードカナロアは種牡馬としても本当に優秀です。初年度はダートでは勝ち馬が出なかったのですが、翌年からは徐々に勝てるようになりました。血統的にサンデー系ならなんでもつけられるのがいいですし、受胎率も高い。産駒の脚質を見ても逃げから追い込みまで幅広いので(2020年は)種付け料も跳ね上がると思いますよ。それだけの価値があると思っていますし、いい種牡馬にはそれ相応の値段がつけられないとおかしいですからね」(牧場スタッフ)

 キンカメやディープくらいまで価値が上がるなら、つける繁殖牝馬のレベルも上がり、産駒の血がより洗練されてくるのでしょう…って、そんなぜいたくな! さながら大奥じゃないですか!

 ロードカナロアは幸せなお馬様だなあ…って、いやいや。将軍様には将軍様の苦労があったように、私みたいな平民には分からない大変さがありますよね。だけど、ロードカナロア様が頑張ってくれたら、アーモンドアイ、サートゥルナーリアと同じくらいか、それ以上の馬が生まれてくるかも。そんな奇跡が実現してほしいですね!

 さらに欲を言うなら、お父さんにそっくりな、芝の短距離で化け物級の強さを発揮する馬も生まれてきてほしいな。なにせ、私はロードカナロアのレースをリアルタイムで見たことがないので。

 さてさて、ロードカナロアの次に出会ったのは…これまたとんでもない名馬! 次回もぜひお楽しみに。