【弥生賞・後記】2着ワーケア疲れなし 手塚調教師「まだ緩さの残る仕上げだった」

2020年03月09日 21時31分

2着に終わったワーケア

 8日、中山競馬場で行われた4・19皐月賞トライアルのGII弥生賞ディープインパクト記念(芝内2000メートル=3着までに優先出走権)は、ディープインパクト産駒の2番人気サトノフラッグが3コーナーからロングスパートを決めて重賞初制覇。

 1番人気のワーケアはサトノフラッグに1馬身3/4差をつけられての2着。「サトノは強過ぎた」とルメールは勝った馬をたたえつつも「(ワーケアも)いい競馬だった。休み明けでこの馬場(重)だったけど、道中はずっといい感じだったし、最後も伸びている」とトライアルとしての走りには納得の様子だ。

 もっとも「競馬だから仕方ない」と手塚調教師は苦笑いしたように、道中から勝負どころまで終始外からフタをされて完全燃焼の競馬でなかったのも事実。それだけに「直線まで追えなかったから馬も疲れていない。まだ緩さの残る仕上げだった」。上積みは当然、見込めるだろうし、何より「ダービーまで出られる」だけの賞金を加算できたのは大きかった。

「(間隔を考えると)ダービーまでに1度使うイメージ」と同師。皐月賞から5・31日本ダービーに向かう見込みだ。陣営が以前から指摘するように最適、かつ最大目標は東京の2400メートルだが、中山2000メートルも決して不向きではあるまい。改めて世代上位の力を示しただけにクラシック初戦も目が離せない。