【チューリップ賞】2歳女王レシステンシア松下調教師は競馬界の女神の直撃に「馬場が渋っても大丈夫」

2020年03月06日 21時03分

陣営にも余裕が感じられる2歳女王レシステンシア

【チューリップ賞(土曜=7日、阪神芝外1600メートル=3着までに4・12桜花賞優先出走権)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。今週からいよいよトライアル戦線に突入。特にチューリップ賞は阪神JF上位組が勢揃いなのに、競馬場で生観戦できないなんて…。テレビの前で目一杯応援するしかないのが歯がゆいですが、その前に上位組の取材をしっかりせねば。

 まずは阪神JFは大きく馬体重を増やしての出走だったウーマンズハートです。4着という結果を西浦先生はどう捉えておられますか?

「ウチの馬もそれなりに頑張っていたんですけど…。相手が強過ぎましたね。終わってから馬の状態を見て、大丈夫だと確認してから、1か月ほど放牧に出しました」

 帰厩後の調整は?

「先週に併せ馬である程度やったうえで、今週は遅いペースでも折り合いをつけて、どれくらい動けるかを確かめました。思った以上の動きをしてくれましたし、いい状態に仕上がっています」

 しまいの速さはすごかったです! 前回と同じ舞台で、強い馬との再戦になります。

「新潟2歳Sを勝った時みたいに、うまく折り合って最後に追い込む競馬をやらせてみたいと思っています。最近は落ち着きがあるし、体つきも昨年と違って張りが出てきてますからね。その分、力をつけていると感じていますよ」

 これは魅せてくれそうですなぁ~。お次は3着クラヴァシュドールです。中内田先生、改めて阪神JFを振り返っていただけますか?

「厳しい競馬の中での3着は、馬自身が最後まで一生懸命走ってくれた結果だと思っています。前走後は一旦放牧に出してリフレッシュさせてから約1か月前に帰厩。そこからは順調だし、徐々に上がってきてますね」

 ふむふむ。成長したところは?

「馬体重とか、数字の変化はあまりないのですが、動き自体に成長を感じられるところはありますね。どれだけレシステンシアとの差を埋められたのか。次(桜花賞)につながる結果が出ればと思っています」

 それではお待たせしました。両先生が口を揃えて「強い」と話されていた2歳女王レシステンシアの登場です。松下先生、阪神JFの“圧逃劇”は作戦通りだったのですか?

「初めての1600メートルだったので、“どっかで抜くところをつくりたいね”とジョッキーとは話していました。ただ、それがハナなのか、2番手なのかはスタートを切ってからと。最初の3ハロンを見た時は正直“速いかなぁ”と思っていましたが、あのレコードにはビックリしましたね」

 いやぁ~ほんまにすごかった。中間の調整過程も教えてくださいっ。

「3週間前に戻ってきて、その後も思い通り順調に調整できていますね。最終追い切りは速いタイムが出ましたが、いつも調教で動く馬だし、いつも通り良かったって感じですかね」

 ちなみに週末は雨の可能性もありますが…。

「稍重の新馬戦でそこまで苦にする感じはなかったので、馬場が渋っても大丈夫だと思います。背が伸びて、体も良くなっている。いい状態で走れそうなので楽しみですね。自分のペースでリズム良く運べさえすれば、いいかなと思います」

 くぅ~、余裕が感じられますな。とにかく、阪神JF上位馬はどの馬も態勢万全! こちらも万全の体調で、しっかりと応援するぞぉ。

☆プロフィル=いなとみ・なほ 1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はABC「おはよう朝日です」、サンテレビ「アサスマ探検隊」、ひらかたパークのCMなどに出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。