【JRA無観客競馬】四位「最後に初体験できる」手塚師「せめてGIくらいは」

2020年02月28日 16時40分

初の無観客競馬を行った27日の大井競馬場の光景

 29日で引退する四位洋文騎手「ファンのことを考えれば(無観客競馬は)仕方がないし、当然の判断でしょう。コロナウイルスが早く終息することが一番ですから。『引退式』の先延ばしも打診されたが、引退しているのに行うのはどうかと思うし、自分の中で(29日が)区切りと考えているから。最後の最後に無観客という初めての経験ができると思って、当日の騎乗に臨みたい」

 地方競馬に短期免許で騎乗中のミカエル・ミシェル騎手「フランスと違って、日本の競馬場にはたくさんのファンが詰めかけ、大きな声援をくれるので、大きな力となる。そのファンの方に直接返したいと、いつも思っているので、その機会が失われることはとても悲しい。近いうちにまたファンの方と競馬場で会えることを信じて、(遠征先の)サウジアラビアから帰国してからも日本で乗り続けます」

 日本調教師会会長・橋田満調教師「仕方がないですね。今回のウイルスは広がり方が速い。競馬場ほど多くの人が集まる場所もそうはないですから、やはり十分な対応が必要になるのでは。ファンの皆さまにはご辛抱していただくことになりますが、競馬自体は開催されるので応援していただきたいですね」

 日本調教師会関東本部長・手塚貴久調教師「政府の要請がある中では仕方ない流れ。私たちとしては、テレビを通していい競馬をお見せするしかない。早い終息が望ましいが3月いっぱいは厳しいかもしれない。せめてGIくらいはお客さんを迎えたいですよね」