【サウジカップ】クリソベリル音無調教師 10番枠に「内枠でないのは良かった」

2020年02月27日 16時00分

クリソベリルはダートコースを軽快なキャンターで流した。明日が最終追い切りだ

【サウジアラビア・リヤド26日発】1着賞金約11億円という新設サウジカップ(29日=キングアブドゥルアジーズ競馬場=ダート1800メートル・14頭)に出走するクリソベリル(牡4・音無)はダートコースで強めのキャンターの後、パドックをスクーリング。

 音無調教師は「今朝は15―15(秒ペース)。明日(27日)スミヨンを乗せて3ハロンから追い切ります。(検疫の)美浦を560キロで出国し、着いたら540キロ。想定外に馬体が減った。輸送疲れで精神的にもまいってしまったので慎重にやっています」と説明。

 その一方で「栗東で8割方仕上げてきたし、昨日からカイバをじゃんじゃん食べている。レース当日にはもう少し体を戻せると思う」と前向きな発言も…。

 枠順抽選会で同師は最初にクジを引いて10番。「内枠でなかったのは良かったかな。内が深い馬場だと不利になるからね」

 一方、25日に最終追い切りを済ませたゴールドドリーム(牡7・平田)は厩舎周りの運動。

 平田調教師は「今までに経験したことのない馬場で最初は戸惑っていたけど、おおむね動きは良かった。こっちのダートはグリップが強くてキックバックが少ない。日本の砂とは全く違うけど、ゴールドにとってはさほど難しくない」。

 こちらは最後に残った番号で最内の1番。「ルメールはこの馬に乗って長いし、スタートも良くなってきたからね」

 英ニューマーケットから23日に現地入りし、モハメドユスフナギモーターズカップ(芝2100メートル=ネオムターフCからレース名変更)に出走するディアドラ(牝6・橋田)は新設された芝コースで最終追い切り。

「世界の競馬の中では速いコースの部類だけど、日本ならよくある良馬場かな。コーナーはバンクがついていて走りやすいし、非常に整備された均一の路面」と橋田調教師。

 サウジアスプリント(ダート1200メートル)のマテラスカイ(牡6・森)は武豊を背にサンバサウジダービー(ダート1600メートル)出走の同厩フルフラット(牡3)と併せ馬。

 サウジ初騎乗となる武豊は「ドバイを深くした感じで思った以上に馬に負荷のかかるダート。ただ、昨年のドバイや米国遠征(2、8着)よりメンバーは楽なのでチャンスはある」。

 また、武豊とミカエル・ミシェルが参戦して28日に行われるSTC国際騎手チャレンジの各騎手(男女各7人)の騎乗馬も同日に決定した。