【フェブラリーS】インティ野中調教師が競馬界の女神の直撃に「ホレボレするぐらいに、たくましくなりました」

2020年02月21日 21時02分

インティ&野中調教師をフィーチャーする稲富

【フェブラリーS(日曜=23日、東京ダート1600メートル)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。いよいよJRA・GIの幕開けになりますが、そのフェブラリーSの前哨戦・根岸Sに衝撃を受けた方は多かったのではないでしょうか。初ダートであっさり重賞制覇しちゃったモズアスコットさん! 矢作先生はいつから適性を見抜いていたのですかっ?

「大きく分けて3点ありまして。1点目は普段の調教の脚さばきからダートは向くんじゃないかと。2点目が血統。3点目は年を経てパワータイプに変わってきたと感じたからですね。まあ、満を持してのダート戦出走だったわけです。もちろん自信はありましたが、やはり実際に走ってみないと…。それであの内容でしょ。言うことなしですよ。馬の状態さえ大丈夫であれば、次走はフェブラリーSへと、すぐに決めました」

 むぅ、さすがはプロフェッショナル…。今回は間隔短めでの大舞台挑戦となりますが、中間の調整はどのように?

「まずは疲れを取ることに専念しました。どうしても、あちこちガタがきやすい馬なので、そこのケアをしっかりと。先週金曜に1週前追い、そして今週水曜の最終追いと順調に調整できましたね。最終追いは気持ち時計が速くなりましたけど、見るからに前走時より反応が良くなったと思います。今回は芝スタートでもありますし、距離に関しては何も心配していません。力を出し切れれば必ずいいレースをしてくれると思いますし、今後に向けても楽しみになるレースを」

 聞けば聞くほど楽しみすぎる。これは芝&砂二刀流GI制覇の可能性がかなり…。いやいや、連覇が狙えるのはインティだけ! 昨年の覇者はやはり軽くは扱えませぬ。野中先生、まずは前走の東海S(3着)を振り返っていただけますか?

「58キロを背負っていたことや控える競馬を選択したことを考えれば、悪くはない内容だったと思っています。使った後もダメージは全然なく、立ち上げもスムーズにできました」

 となると前走よりいい状態で臨めそうですか?

「レースを使ったことで中身ができてきたので、それをキープしつつって感じですね。あとは馬のリズムを重視して、しまい1ハロンをサッと流すような稽古を心がけています。ここのところ坂路でも動けるようになってきたし、それだけ良くなっているんだと思います」

 昨年とはまた違うインティが見られそう?

「この一年のトレセンでの振る舞いや調教などから、成長をすごく感じますし、馬体もホレボレするぐらいに、たくましくなりました。競馬を使ってもへこたれなくなっていますからね。気性的に繊細なところはありますが、平常心で競馬に臨めるようなら…」

 人気の2頭、どちらも相譲らずって感じですかね。でも、取材はまだ終わりませぬぞ。東海Sではインティに先着(2着)したヴェンジェンスも気になりますっ。大根田先生、前走の結果をどう受け止めていらっしゃいますかっ?

「ラップ的にも展開的にも勝ち馬に向いたかなと思います。ヴェンジェンス自身は自分の競馬をして、最後までしっかり伸びてくれたので納得のレースでしたね。今は1800メートルでも折り合いがつくくらいですから、今回の1600メートルも大丈夫だと思いますよ」

 となると、やはり左回りがポイントに?

「若い時は力んで走っていたから、特に左回りだと違和感というか、外へ行きたがるそぶりがありました。でもチャンピオンズC(7着)ではそんなこともなかったし、ちゃんと回ってこれると思いますよ。東京コースは直線が長いので、脚があればじわじわと追い上げられるわけですから。レースはしやすいんじゃないかと思っています」

 かぁー、これは十分な脈ありムードを感じますな。こっちも燃えてくる~。今年も熱いメンバーたちの戦いに、目が離せそうもありませんっ。

☆プロフィル=いなとみ・なほ 1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はABC「おはよう朝日です」、サンテレビ「アサスマ探検隊」、ひらかたパークのCMなどに出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。