【フェブラリーS】アルクトス 父アドマイヤオーラの後継種牡馬の期待

2020年02月20日 21時31分

4戦4勝と得意のコースで優勝を狙うアルクトス

【フェブラリーS(日曜=23日、東京ダート1600メートル)血統調査】昨年は3連勝で一気に重賞制覇を達成すると、続く交流GIの南部杯でも2着と好走し、ダート界のトップクラスにまで上り詰めたアルクトス。今回は休み明けでのGI挑戦でハードルは高いが、4戦4勝と得意とする東京ダ1600メートルなら楽しみは大きい。

 父のアドマイヤオーラはアグネスタキオン(皐月賞)×ビワハイジ(阪神3歳牝馬S)という配合。ブエナビスタ(年度代表馬)、ジョワドヴィーヴル(最優秀2歳牝馬)、アドマイヤジャパン(京成杯、菊花賞2着、皐月賞3着)など、きょうだい6頭が重賞勝ち馬になった超良血馬だ。

 自身は弥生賞など3つの重賞を制した芝馬だったが、種牡馬としてはクロスクリーガー(兵庫チャンピオンシップ、レパードS)、ノボバカラ(カペラS、プロキオンS、かきつばた記念)、サクセッサー(東京湾C)などダートで実績を残している。

 母のホシニイノリヲ(父シンボリクリスエス)は13戦1勝。祖母コンキスタドレス(父シーキングザゴールド)は米5勝で、GIアッシュランドSで2着している。産駒には名古屋城Sなど5勝のタマモクリエイトがいる。さらに米5勝の曽祖母ブレスユーの孫に米GIIIデルタダウンズジャックポットSのセイバーキャットがいる。

 アドマイヤオーラは15年2月に粉砕骨折のため安楽死の処置が取られ、最良の産駒クロスクリーガーも同年9月に急死している。アルクトスはわずか5世代しか残せなかったアドマイヤオーラの貴重な産駒として、後継種牡馬としての期待もかかっている。