【フェブラリーS】キングズガード 乾坤一擲の一発で9歳最高齢Vだ!

2020年02月18日 21時34分

9歳ながら衰えは皆無のキングズガード。久々の東京で爆走するかもしれない

【フェブラリーS(日曜=23日、東京ダート1600メートル)dodo馬券】2020年のJRA・GIがいよいよスタートする。開幕戦は東京競馬場で行われる第37回フェブラリーS。昨年暮れのチャンピオンズカップ1、2着馬が不在だけに“ダート最強馬決定戦”の看板はかけられないが、逆に多くの馬にチャンスは広がった。当欄は7度目のGIアタックとなる古豪キングズガードに注目する。

 連勝街道を突き進むクリソベリルとGI・5勝の強者ゴールドドリームの激戦で幕を閉じた昨年暮れのGIチャンピオンズCで0秒6差の5着。続く東海Sも5着だったキングズガードだが、ともに前残り決着で展開が不向きだったのは明白だ。

 前走時に秋山は「チャンピオンズCの時は、めちゃくちゃデキが良かった。それに比べると今回は…」と戦前から辛口なジャッジだったが、それでも最後方から最速タイの上がりで0秒7差。9歳を迎えて衰えるどころか、自慢の末脚はさらに磨きがかかってきた印象だ。

「フェブラリーSは過去2度(17年11着、18年6着)使いましたが、中団あたりでポジションを取りに行くと良くないですね。左回りで早めに動くと最後は内にササってしまうし…。ただ、内ラチをピタッと回って(追い出しを)待てば、そういうこともない。展開に注文のつくタイプですが、チャンピオンズCの脚を見ると速い流れになって前が止まるようなら…」

 乾坤一擲の一発を狙っている寺島調教師は今回、脚をためての“直線勝負”を示唆する。東海Sではインティが控える競馬で3着と結果を出した。となると、今回は他馬が玉砕覚悟でハナを切るケースもありそう。インティが先手を主張できなかった昨年11月のみやこSはテンの3ハロンが34秒9の激流になり、キングズガードが大外から0秒1差2着に追い込んだのは記憶に新しい。

 冒頭のトップ2に加えてGI・2勝のチュウワウィザード、同3勝のオメガパフュームなど超一線級の名もない。昨年のダート王決定戦・チャンピオンズCの1、2、4、6着馬が不在なら、単純に考えれば5着キングズガードは大威張りできる立場?

 過去のJRA平地GIの最高齢勝利は8歳で、カンパニー(09年天皇賞・秋、マイルCS)、香港馬ウルトラファンタジー(10年スプリンターズS)、キンシャサノキセキ(11年高松宮記念)が記録している。ペースや展開など運が味方するようなら、9歳馬初のGI戴冠があっても不思議ではない。