【共同通信杯】ココロノトウダイ陣営が明かす「打倒マイラプソディ」戦術

2020年02月11日 21時30分

豊富なキャリアが武器のココロノトウダイ。仕上がりも絶好だ

【共同通信杯(日曜=16日、東京芝1800メートル)dodo馬券】日曜東京メインはGIII共同通信杯。クラシックに結びつく重要な一戦だけに、馬券的には“堅い”イメージもあるが、実際は近5年で3連単万馬券は4本。伏兵が付け入る隙も十分ある。そこで当欄が目をつけたのはココロノトウダイ。豊富なキャリアを武器に、有力馬たちにひと泡吹かせるシーンがあっていい。

 下馬評は“ダービー馬候補”と噂の3戦3勝マイラプソディで断然ムード。とはいえ、過去の共同通信杯を振り返ると、近10年で1番人気馬が勝ったのは、たったの1度(14年イスラボニータ)だけ。有力関西馬にとって関東への輸送が“鬼門”になるのだろう。

 同様の観点から今年の出走予定馬を見渡すと、“死角”のある馬が多い。ルメール騎乗のダーリントンホールは関東馬ながら今回が初の東京戦で、左回りは未経験。堀キュウ舎の良血馬フィリオアレグロは、まだキャリア1戦で経験が浅い。

 となると、出番が回ってきそうなのがココロノトウダイだ。ここまで3戦2勝。左回りの新潟、右回りの福島と、異なる舞台で結果を出しているのは何より心強い。

 加えてコンディションもすこぶるいい。今回は3か月半の休み明けになるが、放牧先から帰厩後は順調に乗り込みを消化してきた。

 手塚調教師は「骨膜で休ませたけど、今は全く問題なし。むしろ体がひと回り大きくなって成長を感じる。外を回って(美浦南ウッド5ハロン)68秒台をマークした1週前追い切りも申し分なかった。動き、それからしまいの反応も良かった。いい感じですよ」と目を細める。

 少頭数ながらライバルは強力。しかし、その点に関してもトレーナーの表情から不安は感じられない。

「見ていると、マイラプソディは、ややエンジンのかかりが遅い印象がある。そこをこちらが一歩先んじて仕掛けていけるような競馬ができれば…」と“打倒マイラプソディ”に向けて戦術の一端を明かした。

 父はエイシンフラッシュで一見地味ながら、母系にはトゥザヴィクトリーやデニムアンドルビーなどがいる血統馬。隠れた良血ココロノトウダイが、強敵を撃破してクラシックの主役候補に名乗りを上げる。