【元JRA助手の極秘情報】きさらぎ賞ギベルティ「血統的に距離も大丈夫!ここでも通用する」小島調教師

2020年02月07日 21時02分

一発あってもおかしくないギベルティ

【元JRA助手の極秘情報】まいど、野村です。今週はようやく冬らしい寒さになりました。暖冬は「アカンアカン」と言いますけど、やっぱり寒いと寒いでおっくうになってしまうね。出不精にならず、しっかりトレセン内を闊歩したいと思います。

 さて、先週の重賞はシルクロードSと根岸Sでした。本番の高松宮記念とフェブラリーSに向け、続々と有力各馬が始動した感じやね。

 まずはシルクロードSですが、4歳牝馬のワン・ツーフィニッシュでした。勝ち馬のアウィルアウェイは、松井君という、オレの同期の息子さんが担当をやっている馬なんです。ホンマに子供の時からよく知っていた子で、オレのことを「野村ちゃん」と呼ぶぐらい。ま、そんだけ古くからの付き合いというわけですわ。

 ジョッキー(川田騎手)が言うようにハンデの55キロは少々見込まれたかなと思ったんですが、しっかりと勝ち切るあたりはさすが。馬っぷりはいいし、パッと見は牝馬とは思えないほど。この勝ちっぷりなら、本番もおもしろい存在になるんとちゃうかな。

 ただ、オレの応援してたレッドアンシェル(18着)は残念なことになってしまったね。まだはっきりとしたことはわかりませんが、大事には至らないことを願うばかりです。

 一方の根岸Sはモズアスコットが快勝。オレは正直、甘く見てました。大げさやなく、2着のコパノキッキングが止まって見えましたもんね。芝の一流馬のダート転向って、最近はめぼしい活躍馬がいませんでしたが、第2のクロフネになれるかもしれません。ま、さすがにそれはいいすぎかもしれんけどね(苦笑)。

 さて、今週の推奨馬にいきましょか。日曜京都11Rきさらぎ賞のギベルティは美浦の小島茂之厩舎所属ですが、栗東に滞在して調整しています。小島厩舎&栗東滞在というと、ブラックエンブレム(2008年秋華賞)やクィーンスプマンテ(09年エリザベス女王杯)など、数々の活躍馬を輩出しています。

「デビュー時は馬もモッサリしていて、歩様も小さくて…正直、あんまり期待は大きくなかったんですが、乗り込むに連れてグングン良くなっていったんです。なかなかジョッキーとのタイミングが合わず、ここになったんですが、そのぶん、しっかり乗り込めていますからね。血統的に距離も大丈夫。ここでも通用すると思っています」(小島師)

 電話で取材させてもらったんですが、なかなか自信ありげな口ぶりでした。東京スポーツ杯2歳Sの2着馬アルジャンナは強そうですが、一発あってもおかしくない思います。(元JRA調教助手)

【プロフィル】のむら・いさお 62歳。元JRA調教助手。1971年に栗東・坪重兵衛厩舎に所属。その後は山本正司、池江泰郎など35年間で数々の厩舎に在籍。トゥザヴィクトリー(2001年エリザベス女王杯)、ステイゴールド(01年香港ヴァーズ)など様々な名馬の背中にまたがる。