【根岸S・血統調査】ミッキーワイルド ダートで活躍するカナロア産駒の先駆けへ

2020年01月30日 21時33分

【根岸S(日曜=2月2日、東京ダート1400メートル=1着馬に2・23フェブラリーS優先出走権)血統調査】東海Sは芝から路線変更したエアアルマスがダート5戦目にして重賞初制覇を飾った。

 根岸Sに出走するミッキーワイルドも芝からダートへの切り替えが成功したクチだ。当初はなかなか勝ち切れなかったが、ここ4戦で3勝2着1回と完全に軌道に乗った。しかも3勝すべてが東京で挙げたもの。コースとの相性は抜群で、ここは重賞制覇のチャンスだ。

 ロードカナロアの初年度産駒となり、2015年のセレクトセールではカナロア産駒としては最も高額の6600万円で落札されている。ちなみに現3歳の半妹ミッキーラズベリー(父キングカメハメハ)は18年のセレクトセールで1億3500万円の高値がついている。

 母ワイルドラズベリー(父ファルブラヴ)は紅梅S、白百合Sに勝ち、ローズSが2着、秋華賞が4着と活躍。曽祖母マリスターIIは米5勝でGIデルマーオークス、GIIIリンダヴィスタH、同ハニムーンHでそれぞれ2着となっている。産駒にはフローラSに勝ち、オークスで2着、エリザベス女王杯で3着とGIでも好走したベッラレイア、新潟2歳Sで3着のマルロス、ベンジャミンSで2着のサイバーキングダムなどがいる。さらにスイートピーSで3着した牝駒ピンクパピヨンは小倉大賞典で2着、目黒記念、ラジオNIKKEI賞各3着のカフナを産んでいる。

 現時点ではダートでの活躍馬は少ないロードカナロア産駒だが、ミッキーワイルドのようにダートに目を向けて覚醒する産駒も増えてくるのではないだろうか。