【シルクロードS】“6ハロン職人”ディアンドルが巻き返す!

2020年01月28日 21時31分

乗り込み万全のディアンドル。反撃の態勢は整っている

【シルクロードS(日曜=2月2日、京都芝内1200メートル)dodo馬券】京都日曜メインは、3・29GI高松宮記念につながるGIIIシルクロードS。除外馬多々の登録が混戦模様の短距離戦線を物語るが、当欄はデビューから一貫して6ハロンを使われてきた4歳牝馬のディアンドルで勝負。昨秋のスプリンターズSでは13着と一敗地にまみれたものの、巻き返す要素は山ほどある。

 デビューから順調に階段を昇り、昨夏時点で5連勝を含めて〈5・2・0・0〉。満を持してのGI初チャレンジとなったスプリンターズSだったが、結果は勝ち馬から1秒5離された13着。完敗だった。序盤は中団で流れに乗れていたものの、3角あたりから鞍上の手応えが怪しくなり徐々に失速…。ただ、時計面などから実力負けではないのは明らかだ。

「前走は少しキャリアの差が出たのかなと思います」とは奥村豊調教師。スピードがあるため、もまれたことは少なく、厳しい競馬の経験が不足していたのかもしれない。

 それでも6ハロン専科のここまでの成績は、とにかく見事だ。昨年5月の重賞・葵Sでは3着アウィルアウェイ、4着ディープダイバー、6着エイティーンガールなどを完封。今回、人気の一角であるアウィルアウェイに同舞台で完勝したのは価値がある。

 同8月のGIII北九州記念ではダイメイプリンセスに1馬身差の2着に敗れたものの、4着モズスーパーフレア、7着カラクレナイなどに先着した。ここで五分以上に戦える下地は十分にある。

 22日の1週前追い切りは栗東坂路で池添を背に余力を残して4ハロン52・4―37・8―12・0秒をマーク。仕掛けられてからの加速は実にスムーズで、道中のフットワークも軽快そのもの。ラスト1ハロンは強烈に伸びた。

「いつも通りリフレッシュできていますし、改めて期待したいですね」と奥村豊調教師の言葉も弾む。

 池添は初騎乗になるが、ディアンドルはこれまで6人のジョッキーが手綱を取ってきた。乗り替わりを気にする必要はなく、池添自身がテン乗りを得意にしているのも心強い。昨秋のマイルCS=インディチャンプ、今年の重賞初Vとなった日経新春杯(モズベッロ)もテン乗りでの勝利だった。

 4か月と間隔は空いたものの、鉄砲は〈2・1・0・0〉と全く苦にしないタイプ。いきなりエンジン全開OK。ここから再び進軍を開始する準備は、しっかりと整っている。