【アメリカJCC・血統調査】ノヴェリスト産駒ラストドラフト 距離延長は苦にならず

2020年01月23日 21時32分

昨年の京成杯を制したラストドラフト

【アメリカジョッキークラブカップ(日曜=26日、中山芝外2200メートル)血統調査】ラストドラフトは皐月賞(7着)以来となったオクトーバーSでは人気を裏切ったが、中日新聞杯では頭差2着で復調を示した。今回は京成杯を制した中山に替わり、期待は大きい。

 母マルセリーナは11年の桜花賞馬で、ディープインパクト産駒のクラシック馬第1号になった。桜花賞を勝った後はなかなか勝ち鞍を挙げることができなかったが、それでも4歳時にはヴィクトリアマイルで3着に好走。5歳時にはマーメイドSを制するなど、息の長い活躍を見せた。

 繁殖入り後は2年続けてノヴェリストが種付けされたが、初年度は不受胎に終わり、このラストドラフトが初子になる。1歳下にはキングカメハメハ産駒の半弟ヒートオンビートがおり、ここまで2戦して2→5着となっている。

 祖母マルバイユ(父マルジュ)は愛国産で、仏GIアスタルテ賞、伊GIIエミリオトゥラティ賞、伊GIIIセルジオクマニ賞など伊仏で11勝を挙げた。マルセリーナの1歳下の弟になるグランデッツァ(父アグネスタキオン)も札幌2歳S、スプリングS、七夕賞の3重賞を制し、種牡馬入りしている。

 一方、父ノヴェリストは英GIキングジョージVI世&クイーンエリザベスSをコースレコードで圧勝したほか、GIを4勝したドイツの歴史的名馬。ここまで3世代が出走したが、重賞勝ち馬はラストドラフト1頭だけで物足りない成績。それだけに、マルセリーナの繁殖としての優秀さを物語っているともいえる。ラストドラフトにとって今回は初の2200メートルになるが、ノヴェリスト産駒なら距離延長が不利になることはない。