【赤城真理子の聖地巡礼】“俺様気質”健在だったカレンブラックヒル

2020年01月17日 21時00分

“俺様”なカレンブラックヒルと何とかツーショットに納まった赤城

【赤城真理子の聖地巡礼】最初の“聖地”ビッグレッドファームを後にした私たちは(トラベルメイトのミッキが)15分ほど車を走らせ、優駿スタリオンステーションへ。

 ここでけい養されているカレンブラックヒルは現在の私の担当厩舎であり、とてもとてもひいき(えこひいきと言ってもいいほど)にしている平田厩舎に所属していた馬。常日頃から「ブラックヒルは、めちゃくちゃカッコいい馬やったんやで」と平田調教師から聞いていたこともあり、ワクワクしながら馬房から出てくるのを待ちます。

 おお~出てきた! まるで鋼のように黒光りする馬体。ズバリ、イケメンです! 一歩一歩の踏み込みが深く、それこそ“沈み込む”ような感じで迫力満点。まるで戦車みたい。でも、戦車みたいにトロトロと走るわけではなく、スピードが武器の馬なんですよね。だって、お父さんはダイワメジャーなんだから!

 …といっても、現役時代のカレンブラックヒルを知らない私。その変貌ぶりもわからない(まるで変わってないのかもしれないけど)。というわけでカレンブラックヒルを担当していた西口厩務員にそのときの動画を見てもらいました。すると笑いながら、「相変わらず“俺様な感じ”やな~。ここにいるときも偉そうで偉そうで…。全然、言うことを聞いてくれへんかった。しかし、体も一緒やな。筋肉もあまり落ちてへんやん」と。

 そっかぁ。まるで変わってないんだ。実際、牧場の方が手綱を引っ張ったりするたびに「やめろや、俺を誰やと思ってんねん」とばかりに抵抗するしぐさ。その自我の強さがレースに行っての負けん気につながっていたのかな。

 続いての登場はヘニーヒューズ…って、こっちのほうがさらに戦車じゃん! 筋肉の分厚さがこれまでに見た馬の中でもダントツなんですけど。

「なかなかないくらいの筋肉量でしょ? 産駒はかなり高い確率で勝ち上がっているし、短距離向きと思われがちですが、1800メートルの成績もいいんですよ」と牧場の方の評価もかなりのもの。

 ヘニーヒューズ産駒が入厩してきたとき、ある調教師が「ヘニーヒューズっぽいでしょ」と言っていたんですけど、それはこのムキムキマッチョ加減のことだったんだな。これからは自信を持って相づちが打てそうです。