【シンザン記念:血統調査】サンクテュエール 牝馬に出た分だけ兄たちより切れがある

2020年01月09日 21時30分

飛躍を狙うサンクテュエール

【シンザン記念(日曜=12日、京都芝外1600メートル)血統調査】一昨年にはアーモンドアイがここを制して牝馬3冠を手にしたことで、注目のレースとなったシンザン記念。今年も関東の名門・藤沢和厩舎の牝馬サンクテュエールがここから飛躍を狙う。

 前走のアルテミスSは相手が悪かったといえる内容で2着は確保。父はサウンドキアラが京都金杯で重賞初制覇を飾り、今年も好スタートを切ったディープインパクト。半兄はターフクラシックS(芝9ハロン)、ウッドワードS(ダ9ハロン)と芝&砂の米GIを勝ったヨシダ(父ハーツクライ)という良血馬だけに期待は大きい。

 母ヒルダズパッションはカナディアンフロンティア(ミスタープロスペクター系ゴーンウエスト産駒)の代表産駒でGIバレリーナSなど米重賞を5勝している。

 日本での産駒はサンクテュエールの全兄となるジークカイザーが近江特別など4勝、ヴェルテアシャフトが現2勝を挙げている。また、オルフェーヴル産駒のシェドゥーヴルは新馬戦を快勝している。

 母系にゴーンウエストを持つディープインパクト産駒にはGI阪神JF優勝のショウナンアデラがいる。ヒルダズパッションの日本での産駒は世界的な活躍を見せたヨシダに比べやや伸び悩んでいる印象を受けるが、サンクテュエールは牝馬に出た分、兄たちよりも切れがある。母、兄がGI馬という血統馬らしい活躍が見られそうだ。