【中山金杯・東西記者徹底討論】GI出ても恥ずかしくない雰囲気クレッシェンドラヴか押し切り濃厚トリオンフか

2020年01月01日 16時02分

西谷はひと叩きしてチャンス十分のトリオンフに期待

【中山金杯(日曜=5日、中山芝内2000メートル)東西記者徹底討論】東京オリンピックイヤー、2020年のJRAは5日に開幕する。東日本では中山金杯、西日本では京都金杯(芝外1600メートル)。おなじみの正月GIIIが行われる。毎週渾身の予想を披露している本紙の名物企画・予想合戦の「両刀」山口、「独創」荒井、「馼王」西谷、「分析官」岡崎が集結。山口VS西谷は中山金杯をの行方を占った。さあ、読者の皆さまも「金杯で乾杯」といきましょう。

 西谷哲生(大スポ):読者の皆さま、明けましておめでとうございます。

 山口心平(東スポ):昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞごひいきに。

 西谷:先輩、ふと気づけばもう2020年ですよ。

 山口:めちゃくちゃ未来だと思ってた時代が、現実に来ちゃうんだもんな。甲子園球児がいつの間にか全員年下になってた気分だよ。

 西谷:そうですね。最近は熟女店でさえ、自分より若い娘が増えてきちゃって…。話を合わせるのも大変ですよ。

 山口:もっとほかに頑張るところあるだろ。

 西谷:もちろんです。今年はねずみ年。予想のほうも百発百チュ~目指してバリバリ頑張りましょ~。

 山口:そうだな。中山金杯は◎クレッシェンドラヴ。有馬記念出走はかなわなかったが、この中間も意欲的な調整が目を引く。GIに出ても恥ずかしくない雰囲気だ。

 西谷:前走ももっと苦戦するかと思いましたが、アッサリでしたね。

 山口:外々を回りながら最後までしっかり脚を使って本当に強い勝ちっぷり。地力強化と高い小回り適性を改めてアピールした。

 西谷:まともならとは思いますが、今度はハンデも背負うでしょうからね。安泰とまでは…。

 山口:今はそれも克服しそうな充実ぶり。重賞連勝で幸先のいいスタートを決めてくれそう。

 西谷:僕はトリオンフに期待です。前走は屈腱炎での長期休み明け。稽古の動きも本来のものではなかった印象でしたが、2着に好走し健在ぶりを確認できました。ひと叩きした今回はチャンス十分でしょう。

 山口:俺もこの馬が相手筆頭だ。先行力があって速い脚でまとめる走りはいかにも小回りの中距離重賞向きだしな。

 西谷:特にコーナー4つの2000メートルはGIの大阪杯以外、一度も2着を外していない得意舞台ですからね。メンバーを見渡しても強力な同型は不在ですし、すんなり押し切りが濃厚です。

 山口:一発ならハッピーグリン。前走はメンバー最速の上がりでトリオンフと0秒2差。これまでとはひと味違う競馬を見せた。

 西谷:開幕馬場で流れもスローと、決して条件が向いたわけではありませんでした。うまくかみ合えばもう少し上位に来ても。

 山口:中央転入3戦目で、調整法や環境への適応など様々な面で慣れや上積みが見込める。少し時計のかかる中距離はベスト舞台という感じだしチャンスは小さくないはずだ。

 西谷:同距離で重賞勝ちのあるギベオンも忘れないでくださいよ。前走は直線でゴチャつく不利があっての負けで参考外。スムーズなら巻き返しは十分だと思います。

 山口:う~ん、確かに引っ張る場面はあったが、まともに走っていても勝ち切るまではなかったんじゃないか。ディープ産駒と中山金杯は相性が悪くて、馬券になっているのは14年ディサイファ(3着)しかいないのも気になる。

 西谷:そのディサイファもディープ産駒のイメージに反して切れないキャラでした。ギベオンも切れるというより長く脚を使うタイプですし、血統だけで軽視するのは危険です。

 山口:ザダルは2000メートルに戻って見直したいけど、プリンシパルSのレベルには疑問符がつくし、適性外とはいえ菊花賞があまりにも負けすぎなので…。

 西谷:胴が詰まり気味の体形で距離が長いのはハナから分かっていたこと。前走の負けに驚きはありませんでした。走り慣れた距離&コースで見直せます。

 山口:ノーブルマーズは勝ちみに遅く頭では買いにくいが、前々で流れに乗れば大崩れなく走れる。

 西谷:レッドローゼスもハンデ戦では安定して上位争いしています。中山得意のステイゴールドの血にも期待ですね。

 山口:あとは上がりのかかる馬場で見直せるマイネルサーパス、相手なりに走れてハンデGIIIには手が届きそうなウインイクシード。