【ホープフルS】コントレイル まさに異次元!「東スポ杯2歳S衝撃Vのスゴい中身」

2019年12月27日 21時03分

運動に向かうため、馬房を出るコントレイル。「調教ゼッケン」にGI馬の証しとなる☆が付くのはもう間近だ

【ホープフルS(土曜=28日、中山芝内2000メートル)新バージョンアップ作戦】今年最後のJRA開催となる土曜は、GI昇格3年目の第36回ホープフルSがメインに組まれている。新VU作戦の明石尚典記者は「怪物候補」のコントレイルに迷いなき◎。前走のGIII東京スポーツ杯2歳Sで見せた異次元のパフォーマンスを素直に評価した。

 豪華メンバーが繰り広げる激闘に心躍らせた有馬記念。当欄の◎ワールドプレミアは4角最後方から猛追も3着止まり。宝塚記念を好時計圧勝のリスグラシューに△しか打てなかったのは、データ予想を掲げる身として大いに反省すべき点だろう。2019年はこれにてお開きといきたいところだが、オーラスを飾る28日が控えているとあってはおとそ気分も時期尚早。晴れやかな心で新年を迎えるためには、是が非でも的中で締めねばなるまい。

 現時点での最高到達点を競うのがグランプリ・有馬記念なら、来春以降の未来予想図を描くのがホープフルS。まだキャリアの浅い2歳馬とあってデータ不足は否めないものの、怪物候補が出現したとあっては人気度外視で狙わざるを得ない。

 東京スポーツ杯2歳Sで驚愕の9ハロン=1分44秒5を叩き出したのが◎コントレイル。キャリア1戦の身ながらも古馬GII毎日王冠(1分44秒4)、府中牝馬S(1分44秒5)に走破時計で肩を並べ、自身前後3ハロンラップ合計(36秒0+33秒1=69秒1)もダービー制覇で世代最高位に上り詰めたワグネリアン(36秒8+34秒6=71秒4)を凌駕。当日2勝クラスのVタイム(8ハロン=1分32秒9)が7ハロン換算で前2年とほぼ同じ水準(1分21秒0)となれば、決して超のつく高速馬場に助けられた記録ではない。

 ラップ3分割35秒3→35秒3→33秒9と中だるみの一切ないハイレベルラップを、あっさり5馬身突き抜けた瞬発力&スピード持続力。現時点では異次元と表現するほかないレベルに達しているのは間違いない。

 キングカメハメハ=ロードカナロア、ハーツクライ=リスグラシュー&ジャスタウェイ、ロードカナロア=アーモンドアイ。近年のリーディングを彩る名種牡馬たちは、必ず自身を超えるような産駒を送り出してきた。唯一、超大物に恵まれなかったのがコントレイルの父ディープインパクト。その偉大なる父がこの世を去った2019年に出現した待望の怪物候補。

 陣営がベストではないと断言する中山10ハロンもあっさりクリアした時、本物の怪物へと昇華する。

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