【有馬記念・後記】2着サートゥルナーリア スミヨンは「日本一強い馬になる」

2019年12月23日 21時31分

サートゥルナーリアを平常心でゲートインさせたスミヨンは2着と結果を出した

 断然人気アーモンドアイの敗戦で3連単5万7860円と荒れた第64回有馬記念(22日=中山芝内2500メートル)。その中で来年に向けて存在感を示したのは、2着だった“今年のクラシックホース”サートゥルナーリア(3番人気)だった。

 サートゥルナーリアの最大の焦点だったのは“ゲート裏”での様子。鞍上のスミヨンは「ゲートに入って、よし! これならと思った」とのこと。課題はスタートまでのテンションだった。

 パドックでは落ち着いており、輪乗りも多くの馬から離れたところで待機したことで平常心を保てた。そして冷静なままゲート入りを果たした瞬間に、スミヨンから出たのは冒頭のひと言だった。

 結果はリスグラシューから離されたが、堂々の2着。無敗で皐月賞を制した後、ダービー、天皇賞・秋と2度の東京で4、6着と苦杯をなめたが「ジョッキーは回り(右・左)はどちらでも、と言っていました。現段階での力は出せました」と角居調教師が説明するように、この2戦は力み気味でレース直前の精神状態が大きく影響したのも事実。

 スミヨンは「勝ち馬は引退ですし、これから日本で一番強い馬になるのでは」と来年に向けて力強く宣言した。

 今後は放牧でひと息入れてから次走について検討に入る。今回の勝ち馬やジャパンC馬シュヴァルグランなど、引退するレジェンドたちに代わって主役を張る準備を整えていくことになる。

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