【有馬記念】熱発で香港Cを回避した影響は?国枝調教師が教えてくれた「アーモンドアイの平熱」

2019年12月20日 21時04分

国枝調教師&アーモンドアイと3ショットに納まった稲富

【有馬記念(22日=日曜、中山芝内2500メートル)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。いよいよやってきました有馬記念。お祭りムードがぶわぁっと沸き立ちますねぇ。今年はなんといってもメンバーが豪華! アーモンドアイが出てくれることに感謝しつつも、例の熱発で香港Cを回避した影響も気になっておりまして…。今回は美浦の国枝先生も直撃してきましたよっ。先生! アーモンドアイの平熱ってどれくらいなんですか?(最初の質問がそれかい)

「38度ちょうどから38度2分ほどかな。そこから38度6分になって回避をしたわけだけど、日本の競馬だったら出走していた。なので心配しなくても大丈夫だよ」

 中間の調教も順調ってわけですね。

「1週前も、今週もルメール騎手に乗ってもらい、とにかくスムーズな追い切りができたからね。前走の天皇賞・秋は八分くらいのデキだったけど、明らかに今のほうがいいですね」

 …え! 圧勝した前走より今のほうがいい!? いったい、どんだけ強いんですかっ?

「普通は“どこまで強くなるかなぁ”とか、“強い相手と戦ってどんぐらいかなぁ”って、ある程度は分かるものなんだけど、アーモンドアイはいい意味で予測がつかない。だからどこまで強くなるのか、分からないよね。まだまだ成長途中。確かに中山はトリッキーだけど、スタートを決めて好位につけられれば大丈夫だし、距離も問題はないと思っているよ」

 さすがファン投票1位…。出るからには抜かりなしといった感じでしょうか。

 さあ、次はホームグラウンドの栗東です。まずはファン投票2位のリスグラシュー…っていきたいところですが、こちらの模様は東スポWebで見ていただいて(もったいぶってすみません)。

 2頭出しの角居先生にじっくりお話をうかがいやしたっ。まずはファン投票3位のキセキから。凱旋門賞では7着に敗れてしまいました。

「馬は元気いっぱいでしたが、結果については申し訳なく思います。相当、深くて重い馬場の菊花賞を勝ってくれた馬ですが、日本の馬場とは比べものにならなかったですね。レース後も息は入っているんだけど、後ろ脚がついてこない感じで…。こんな疲れ方があるんだと思いました。ただ、あの経験でパワーアップしたと感じています」

 パワーアップ?

「向こうで特別な調教をしたわけではないんですが、度胸が据わって精神的なタフさが出てきました。それとストライドが大きくなったようにも感じています。海外での経験を生かせれば」

 そしてファン投票4位のサートゥルナーリアも要チェックです。前走の天皇賞・秋(6着)は本来の走りが見られませんでしたが…。

「神戸新聞杯で高い能力を見せてくれたのでチャレンジしましたけど、思うような結果が出なかったですね。今のところ原因ははっきりしていないのですが、右回りで(古馬一線級に)再挑戦してみたいなと」

 テンションが高かったという話もありますが?

「アーモンドアイを負かすには“ちょっとでも前に”と押して出たところで少し(ハミを)かんでいたとは思います。そのあたりの癖などもスミヨン騎手が分かってくれたと思うので、今度は違う形になればいいかなと」

 これは2頭とも逆襲ムード満々ですな。

 とにかく豪華な有馬記念。木曜は汐留で枠順公開を生中継しながら盛り上がるイベントもありますので、お時間が合えば、ぜひ一緒に…って、このコラムを目にしたころではもう遅いかな?

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はABC「おはよう朝日です」、サンテレビ「アサスマ探検隊」、ひらかたパークのCMなどに出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。