【有馬記念】リスグラシュー矢作調教師がSKE熊崎晴香の直撃に「本当に状態がいい」

2019年12月19日 21時33分

矢作調教師&リスグラシューと3ショットに納まり、ご機嫌な熊崎

【有馬記念(22日=日曜、中山芝内2500メートル)SKE熊崎晴香と智将・中村均元調教師の大捜査線(4)】栗東にいる強い牝馬=リスグラシューの話を聞きに矢作厩舎に向かった智将・中村均本紙評論家とSKE48の熊崎晴香。その道中、智将が矢作芳人調教師に関するエピソードを熊崎に紹介した。

「私がマイネルセレクトという馬でドバイ(ゴールデンシャヒーン5着=2004年)に行った時、矢作君はまだ調教師として開業していなかったんだけど。わざわざドバイの競馬を見るために現地に来ていたんだよね。おそらく自費で訪れていたはず。“えらい研究熱心だなぁ”と感心した記憶があるんだ。調教師になるまで、いろいろ苦労されていて…。そんな人だから今、これだけ国内外でいい競馬をしているんだと思うよ」

 努力は必ず報われる――。それはSKE48グループでも同じだ。矢作師の“ルーツ”に関する話に感銘を受けた熊崎。程なく厩舎に着き、トレーナーに取材依頼すると、忙しそうにはしていたものの、「中村先生を待たすわけにはいかないから、今やりましょう」と快諾してくれた。智将が口火を切る。

「リスグラシューは以前はそこまで強いイメージはなかったんだけど、最近の走りを見るとすごいよね。牝馬はあまり成長力がない馬が多いから、こういう馬はめったにいない。矢作君から見ても珍しいのでは?」

「僕もこういう馬をやるのは初めての経験です。惜しまれつつ引退という形になると思いますけど、正直、調教師としては悔しい思いもあります。もう少し走らせたいな、と。それこそドバイまで行きたかったですね」

 状態がいいからこそ、出る言葉なのだろう。熊崎はそう思った。

「矢作先生にとって、リスグラシューとともに過ごしてきた時間は、どういうものでした?」

 熊崎が智将に続く。

「娘の成長を見てきた感じかな。ここまで成長してくれて本当にうれしいし、家族のような雰囲気ですね。今は本当に状態がいいですし、少しでも有馬記念を盛り上げたいですよ」

 温かい矢作師の言葉に、気持ちが和らいだ熊崎。状態の良さも確認できたことで取材は完了。矢作師にお礼を言って、厩舎を後にした。

「先生、私、美浦にいるもう一頭の強い牝馬の状態も気になるんですけど…」

 熊崎の言葉に智将はこう言った。

「アーモンドアイだね。中間の熱発が、どの程度のものだったかが非常に重要。それによっては、もう一頭の隠れた牝馬が激走してもおかしくないかも。それは…」

 まだまだ「★馬」探しの旅は終わらない。