【有馬記念・血統調査】リスグラシュー 父はディープに土つけた「大物食い」ハーツクライ

2019年12月19日 21時31分

宝塚記念を圧勝したリスグラシュー

【有馬記念(22日=日曜、中山芝内2500メートル)血統調査】宝塚記念を3馬身差で圧勝したのに続き、豪GIコックスプレートも豪快に差し切ったリスグラシュー。阪神JFが2着、牝馬3冠が2、5、2着、さらにはヴィクトリアマイルでも2着と、GIでは、あと一歩という成績が続いていたが、エリザベス女王杯で待望のGIを奪取してからの充実ぶりは目覚ましい。いかにもハーツクライ産駒らしい成長曲線を描いている。

 リスグラシューにとって今回は初の中山コースになるが、父は2005年の有馬記念でディープインパクトに土をつけたハーツクライ。断然人気のアーモンドアイを相手に「大物食い」の血が騒ぐとみた。

 母のリリサイド(父アメリカンポスト)はラカマル賞(リステッド)など仏5勝。仏1000ギニーでは1位入線しながら6着降着となっている。産駒プルメリアスターは豊川特別など3勝、レイリオン2勝、サトノコメット兵庫2勝、アラスカ現1勝とコンスタントに勝ち星を挙げている。

 ロードカナロア産駒の現2歳馬リリレフアは未勝利ながら、2戦して4、4着なら初勝利は時間の問題だろう。

 祖母ミラーズリリーは仏2勝。産駒ザワイズレディは仏GIIIミエスク賞2着。孫リリーズキャンドルはGIマルセルブサック賞など仏3勝。さらに、ひ孫になるロビンオブナヴァンはGIクリテリウムドサンクルーなど仏重賞を3勝している。

 現在の充実ぶりからは、これで引退というのが惜しまれるリスグラシューではあるが、春秋グランプリ連覇で有終の美を飾ってもらいたい。