【朝日杯FS】ウイングレイテスト青木調教師「お尻と心臓がすごいんです」

2019年12月11日 21時30分

愛情あふれる手入れに満足げなウイングレイテスト

【朝日杯フューチュリティS(日曜=15日、阪神芝外1600メートル)聞かせて!核心】デイリー杯2歳Sでは7番人気の低評価を覆す2着好走で賞金を加算。ウイングレイテストが堂々とGIに駒を進めてきた。デビュー前からその素質の高さを公言してきた青木孝文調教師(38)は「全然、伝わってなかったみたいですね(笑い)」と前走の伏兵扱いには少々不満顔。果たして大一番へ向けての手応えはいかに!?

 ――牧場勤務時はマイネルセレクト、助手時代はネヴァブション、技術調教師としてはリアルスティール。これまで関わった、これらの名馬にも負けない素質の持ち主と力説していた

 青木:お世辞でもリップサービスでもなく、本当にそう思っているんですよ。1歳秋の育成段階から、とにかく動きが目立ってましたから。松岡騎手も当時から、この世代ではトップクラスの評価をしてくれています。

 ――具体的に言うと、どこがすごいのか

 青木:とにかく見てもらいたいのがお尻の大きさ。しっかりとしたトモが駆動力の源になっています。それと心臓の強さ。レース後でもケロッとしていますから。僕らの皮膚感覚が獣医さんの聴診でも証明されている点は心強いですね。

 ――その一方で子供っぽい面も残っているとか

 青木:完成度としては高校球児レベルなんでしょう。たとえガタイが大きくて豪速球が投げれても、体が完成するのはプロに入ってから。肉体面の緩さが残っているし、2戦目も抜け出してからソラを使ったように気性的な若さもあります。

 ――開業してからは4回目のGI挑戦

 青木:結果は出せませんでしたが、ウインゼノビア(2018年阪神JF=13着、19年オークス=13着)の経験、失敗は大きな財産になっています。牡牝の違いこそあれ、同じスクリーンヒーロー産駒で2歳GIに向かう過程を学ばせてもらいました。

 ――大一番に向けて

 青木:完成するのがまだ先なのは事実。瞬発力のあるライバルも多いですし、後方にいては届かないでしょう。ですから中団あたりで流れに乗って現状の力を出し切ってほしい。それで結果も残せれば最高ですね。