【阪神JF・後記】断然人気リアアメリア6着 川田「前へ進んで行こうとする感じがありませんでした」

2019年12月09日 21時30分

断然人気のリアアメリア(手前)は末脚不発で6着に敗れた

 8日に行われた2歳女王を決める第71回阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神芝外1600メートル)は、4番人気のレシステンシア(松下)が1分32秒7のレコードで逃げ切り勝ち。断然人気のリアアメリアは6着に敗れた。

 昨年のダノンファンタジーに続く連覇を狙った中内田厩舎。今年はアルテミスS優勝のリアアメリア、サウジアラビアRCの2着馬クラヴァシュドールの精鋭2頭で挑むも、6着、3着に敗れた。

 とくに単勝1・8倍と圧倒的な支持を集めたリアアメリアは最後方から直線は外へ回したものの、もどかしいほど伸びを欠いて掲示板に載ることさえかなわず。過去2戦で見せた強烈な末脚は、GIの舞台ですっかり影を潜めてしまった。

 この結果には川田も「この中間の調整やレース前の気配などは抜群でした。ただ、レースでは今までと違って前へ進んで行こうとする感じがありませんでした」と首をひねるばかり。

 それを受けて中内田調教師は「返し馬の気配などは問題なかったんですが、レースはジョッキーの話していた通り。今日のところは競馬をしていない感じなので、その原因をこれから探らないと…」と敗因をつかみかねている様子。

 しかし、3着のクラヴァシュドールに関しては「上手に競馬ができて、現状での力は出してくれたと思います」と同師は一定の評価を与える。

 両馬ともにまだキャリアの浅い2歳馬。今回のレースは自分で競馬をつくり、高速決着で押し切った優勝馬を褒めるべきだろう。リベンジを果たすチャンスはこれから幾度も訪れるはずだ。

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