【新馬勝ち2歳総点検・東京】5馬身差圧勝ルーツドール オークスへ早くも視界良好

2019年11月19日 16時32分

1分33秒3の超速時計で5馬身差の圧勝を決めたルーツドール

【新馬勝ち2歳総点検・東京】

★土曜(16日)芝1600メートル(牝馬限定)=良血2頭が人気を分け合った注目の一戦。1番人気に支持された2着ゴルトベルク(祖母エアグルーヴ)の走破時計1分34秒1も、普通なら十分に勝ち時計レベル。というよりGIIIアルテミスSを0秒2も上回っているのだが…。

 ライバルに馬体を併せる隙さえ与えず、フィエールマンの半妹ルーツドールが5馬身差の圧勝を飾った。

 2番手追走から残り300メートルで抜け出すと、あとは独壇場。軽く追っただけで1分33秒3の超速タイムマークは搭載エンジンの違いと言うしかなかろう。

「まだ緩さが残っている中で調教以上に実戦で動いてくれた」と、その圧勝ぶりには管理する藤岡調教師も驚きを隠せない。

 牝馬ながら524キロの馬格を誇り、フットワークも実に雄大。兄の主戦を務める鞍上と陣営に共通する見解は「広い競馬場で距離があったほうがいいタイプ」。

 順調に成長を遂げれば、来春のオークスが格好の舞台となるだろう。

★土曜(16日)芝1400メートル=マイペースの逃げに持ち込んだライチェフェイスがそのまま先頭ゴールイン。

 ただ直線で物見をしたりと気性面に課題を残しており、今後はモマれる競馬になった時の対応がカギになる。

★日曜(17日)芝2000メートル=ガロアクリークが最速33秒5の上がりを駆使して差し切り勝ち。

 父はスプリント戦で活躍したキンシャサノキセキだが、1000メートル通過65秒1の超スローな流れでも折り合ったとなると、今後も中距離が主戦場となりそうだ。

★日曜(17日)ダート1400メートル=ティートラップが2番手追走から抜け出して2馬身差の快勝。抜群の競馬センスを披露した。

 ダート短距離なら昇級しても通用するレベルにある。