【東スポ杯2歳S・血統調査】ラインベック 母アパパネに待望の重賞初Vプレゼントだ!

2019年11月14日 21時31分

【東京スポーツ杯2歳S(土曜=16日、東京芝1800メートル)・血統調査】ラインベックは父ディープインパクト、母アパパネという3冠馬同士の配合。父と母のGI勝利数を合計すると、なんと12勝(ディープ7勝、アパパネ5勝)と世代でもトップクラスの良血馬といえる。

 初子となる全兄モクレレは順調に使い込めないところがあって、現状2勝クラス止まりだが、同じく全兄ジナンボーは1年4か月の長期休養から復帰すると順調に勝ち星を重ね、今夏の新潟記念で2着するまでになった。

 3番子となるラインベックはコンパクトな馬体ながら、新馬→中京2歳Sを連勝し、期待通りの滑り出しを見せている。

 祖母となるソルティビッド(父ソルトレイク)は米国産の(外)馬。菜の花賞、すずらん賞など3勝を挙げ、フェアリーSで2着と短距離戦で活躍した。アパパネ以外の産駒ではシュガーヒル(3勝)、ウラレナ(2勝)がいる程度で目立った活躍馬はいない。曽祖母パイパーパイパー(父スペクタキュラービッド)は米26戦2勝。GIアシュランドSで3着となっている。

 ラインベックのディープインパクト×キングカメハメハの配合は一昨年のこのレースの勝ち馬で、日本ダービーを制した同厩ワグネリアンと同じ。成長力とスタミナに疑問符のつくソルトレイクを母の父に持ちながら、アパパネが牝馬3冠を達成できたのは、このキングカメハメハのおかげだろう。

 兄たちは2000メートル前後で勝ち星を挙げており、ラインベックにとっても1ハロンの距離延長は問題ない。名牝アパパネ産駒として初の重賞制覇だ。