【エリザベス女王杯:東西記者徹底討論】厩舎連覇濃厚ラヴズオンリーユーか絶好買い時スカーレットカラー

2019年11月06日 21時32分

無敗の連勝を「5」に伸ばせるか、注目を集めるラヴズオンリーユー

【エリザベス女王杯(日曜=10日、京都芝外2200メートル)東西記者徹底討論】第44回エリザベス女王杯の最大の見どころは「3歳馬VS古馬」。どちらから本命をピックアップするかが勝負の分かれ目だ。例によって、かみ合わない「独創」荒井&「馼王」西谷の狙い馬はもちろん、3歳馬と古馬に割れた。

 荒井敏彦(東スポ):もしかしたらオレ、捕まるかもしれん。

 西谷哲生(大スポ):出張先の悪行がとうとうバレましたか。こうなったら素直に全部吐き出して楽になってください。

 荒井:まずは函館の…って、違うわ。行きつけのカフェで〝脱税〟しちゃったんだよね。

 西谷:脱税は税務署の前に、世間様が黙ってませんよ。

 荒井:だってカプチーノ買って外に出ようとしたら、「メロンパンが今、出来上がりました~」って言うんだぜ。フツー買うだろ。

 西谷:んで、店内で飲食したんですね。立派な脱税です。

 荒井:やっぱり? まあ、正直に告白したことで世間も許してくれるだろ。というわけで予想のほういこか。

 西谷:開き直りが早いな。まあ、引っ張れるネタでもないけど…。

 荒井:昨年の覇者リスグラシューはこの後、牝馬の枠を超えた活躍を見せてる。

 西谷:今年も好メンバーなので、馬券込みで楽しみな一戦ですよね。

 荒井:なかでも◎ラヴズオンリーユーの走りに注目しなきゃならんだろ。万全でない状態で挑んだオークスであの時計(2分22秒8)で走っちゃうんだから。矢作厩舎の連覇が濃厚とみた。

 西谷:半分は同感です。春に比べて気性がだいぶ大人になったようだし、ジョッキーが乗ってビシッと攻めた先週の動きを見る限り、爪の不安も問題なさそうです。重い印を付けないわけにはいきませんよね。

 荒井:なんだ、その言い方は? 同感なのに、本命ではないと?

 西谷:配当的な妙味を求めると、◎スカーレットカラーにしたほうがいいかな、と。以前は切れ味勝負では分が悪い印象でしたが、ここ2戦は33秒台前半の最速上がりをマーク。トモの弱さが解消して、本物になってます。結果的にはパスしましたが、天皇賞・秋に登録したのも充実ぶりに手応えをつかんでいる何よりの証し。輸送面を考慮すれば、近場の京都に替わるのは大歓迎。ここは絶好の買い時です。

 荒井:いつになくオマエの鼻息が荒いのが逆に心配だな。オレは押さえにしとこっと。相手筆頭は経験を買ってラッキーライラックだ。春はアンラッキーな部分があったし、前走(府中牝馬S3着)は明らかに余裕残しの仕上げだったからな。

 西谷:気性面が影響してるのか、勝ち切れないイメージが残るんで、ボクは押さえまで。それよりクロノジェネシスを評価すべきでしょう。秋華賞は20キロ増でも太め感は一切なし。ひと夏越しての成長は明らかです。斉藤崇調教師いわく、「馬体減りを気にせず、普通の調教が普通にできるようになった」と。対ラヴズオンリーユーでみれば、ひと叩きしたアドバンテージは大きいし、今度は互角以上の争いに持ち込めるはずです。

 荒井:一発ならゴージャスランチだな。前走(日本海S=1着)は展開に恵まれた部分もあったにせよ、夏に復帰してから体つきが一段とたくましくなった。鞍上(デットーリ)込みで、何かやってくれそうな期待感はある。

 西谷:ほかではまずシャドウディーヴァ。春はカイ食いが細く、稽古を加減しながらの調整でしたが、この秋は食欲旺盛で攻めを強化できたことが秋華賞の4着好走につながってます。環境の変化に強いほうではないので、引き続きの栗東滞在も好材料。古馬相手でも見せ場以上があっていいと思いますよ。

 荒井:フロンテアクイーンは昨年(7着)と同じローテ。前走の府中牝馬S・2着で戦力減がないのは確認できたし、ひと雨あれば、急浮上していいんじゃないか。

 西谷:2年連続2着のクロコスミアもお忘れなく。こちらも近走成績から衰えはなく、残り目を期待したいところ。ノーマークにはできませんよ。