【AR共和国杯】高速馬場ならスピード持続力のあるアイスバブルの出番だ!

2019年11月01日 21時04分

持ち味さえ発揮できれば、アイスバブルの初タイトルが見えてくる

【アルゼンチン共和国杯(日曜=3日、東京芝2500メートル)新バージョンアップ作戦】来週から年末まで待ったなしの8週連続GIを前に、ビッグレースの谷間となる今週末は東西で4つの重賞が組まれている。新VU作戦のターゲットは日曜東京のGIIアルゼンチン共和国杯。今年の目黒記念同様の高速決着と読む明石尚典記者はアイスバブルに◎。切れないがバテない…一貫型ラップにめっぽう強いスピード持続力を支持した。

 天皇賞・秋で6つ目のGIタイトルを手にしたアーモンドアイ。そのVタイムは10ハロン=1分56秒2。開催最終日ながらも、コースレコードにコンマ1秒差と迫る快時計が飛び出した。直前の3勝クラス・紅葉Sもマイル1分32秒0の高速決着。今週から一応の開催替わりとはいえ、実質的な連続開催となれば絶好の馬場レベルはそのまま持ち越される可能性が高い。

 天皇賞は前後半5ハロンが59秒0→57秒2のスローながらも、2ハロン目以降がオール11秒台。バチバチにやり合わずとも、おのずとスピードに乗る馬場なら、今週もそれなりに速い時計での決着を想定しておきたい。

 格好のサンプルになりそうなのが同じ12・5ハロンの目黒記念。ルックトゥワイスがコースレコードの2分28秒2を刻んだレースで、同じ日の3歳頂上決戦・ダービーも12ハロン=2分22秒6のレースレコード。さらに3勝クラス・むらさき賞が9ハロン=1分44秒4の決着なら、この時も現在に負けず劣らずの高速馬場と言えよう。

 目黒記念の前後半5ハロンラップは59秒5→59秒1。紛れの生じにくいイーブンに近いラップバランスで、100メートル通過後のハロンラップの最大値が12秒2。後半8ハロンの2ハロン分割が23秒5→23秒6→23秒7→23秒8というハイレベルな一貫型ラップだけに、その結果を信頼しない手はない。

 狙いはズバリ、アイスバブル。目黒記念は0秒2差2着も、ハンデは勝ち馬と1キロ差の54キロ。それが今回は2キロに開くとなれば、十分逆転のシーンが描ける計算になる。

 キャリア12戦で自身上がり34秒切りは皆無。一見、府中の長い直線向きとは思えぬキャラも、よどみのない流れの消耗戦になれば話は違ってくる。最大の強みはいい脚を長く使えること。絶好馬場でのもがき合いに持ち込めば、そのストロングポイントを最大限に発揮することができる。