【秋華賞・血統調査】サトノダムゼル ディープ×独最強馬の配合が無敗戴冠後押し

2019年10月10日 21時32分

【秋華賞(日曜=13日、京都芝内2000メートル)血統調査】昨年の牝馬3冠では無冠に終わったディープインパクト産駒だったが、今年は桜花賞=グランアレグリア、オークス=ラヴズオンリーユーと春の2冠を独占。見事な巻き返しを見せた。

 秋華賞に2頭は不在ながら、5頭もの産駒がエントリーしてきた。サトノダムゼルは3歳の6月23日と大幅にデビューは遅れたが、そこから無傷の3連勝でGIに駒を進めてきた。半兄はケンタッキーダービー馬アニマルキングダムと血統面での魅力も大きい。

 母ダリシア(父アカテナンゴ)は芝2000メートルの独GIIIの勝ち馬。ブラジル産のルロワデザニモーを父に持つ産駒アニマルキングダムは、11番人気という低評価を覆してケンタッキーダービー(ダート10ハロン)を制覇。5歳時にはドバイワールドCにも勝ち、ケンタッキーダービーの勝利がフロックではないことを証明した。

 ミスターグリーリー産駒の持ち込み馬ニューキングダムが地方2勝、サトノキングベルが1勝と当初はやや期待外れの成績だったが、サトノメサイアが湯川特別など3勝。サトノダムゼルの全兄となるサトノキングダムも新馬→セントポーリア賞を連勝し、一時はクラシック候補として名が挙がるなど日本での繁殖成績も上がってきている。

 ディープインパクト×独最強馬アカテナンゴの配合はワールドエース(マイラーズC、皐月賞2着)、エックスマーク(アイルランドT、白富士Sとも2着)と同じ。

 GI初挑戦となるサトノダムゼルだが、血統的には克服できるだけのものはある。