【毎日王冠】ハイレベル3歳世代ダノンキングリーの「古馬一蹴SHOW」だ!

2019年10月04日 20時02分

若さと素質で年長馬に挑むダノンキングリー

【毎日王冠(日曜=6日、東京芝1800メートル=1着馬に天皇賞・秋優先出走権)新バージョンアップ作戦】凱旋門賞の話題でヒートアップしているが、国内でも秋の王道GIにつながるGII重賞(ともに1着馬に天皇賞・秋優先出走権)が東西で行われる。毎日王冠で新VU作戦が狙うのはダノンキングリー。スプリンターズS(3連単6080円)だけでなく、シリウスS(馬単1万750円)もきっちり仕留めた明石尚典記者の明快な推理をとくとお読みいただこう。

 秋のGIシリーズのオープニングを飾ったスプリンターズSは6ハロン=1分07秒1で決着。心配された雨もなく、馬場レベルが保たれたことで例年以上の高速決着に落ち着いた。

 持ち時計に勝るタワーオブロンドンに追い風が吹いたとはいえ、複勝圏は単勝1~3番人気が独占。4着ミスターメロディが春の高松宮記念覇者、5着もGIウイナーのレッツゴードンキとなれば、ほぼ力通りの入線だろう。やはり時計のハードルが上がれば、紛れの生じる可能性はグッと下がるということ。開幕週の絶好馬場が待ち受ける今週も無理な穴狙いは禁物と肝に銘じておきたい。

 昨年Vが9ハロン=1分44秒5の快時計。直近のマイル2戦も1分30秒台走破とスピード勝負に一日の長があるアエロリット優勢と見る向きもあろうが、ここはあえて3歳ダノンキングリーに◎。9ハロンの持ち時計は共同通信杯でマークした1分46秒8。わずか1戦とはいえ時計面では確かに劣勢も、ラスト4ハロンは45秒3のハイレベルラップ。ラスト3ハロンオール11秒台前半(11秒2→11秒0→11秒1)の高速ラップをあっさり突き抜けたスピード持続力、瞬発力は見逃せない。自身前後半3ハロンラップ合計で0秒2差の完勝。上がりで0秒6も置き去りにしたアドマイヤマーズがNHKマイルC快勝なら、8~9ハロンのカテゴリーでは世代最強の見方も十分に可能だろう。

 高速馬場のアシストがあったとはいえ、適性外のダービーが12ハロン=2分22秒6のレースレコードの中、クビ差2着。そこから6~8ハロン目の道中ラップ(レース)をカットすると9ハロン=1分45秒9。12ハロン→9ハロン換算で持ち時計を1秒近く更新できるのなら、今回は楽に1分45秒台前半で走れる計算が立つ。スピード持続力を発揮して4角で射程圏まで忍びよれば、あとは瞬発力の違いがモノをいう公算が大。年長の牡馬&牝馬のGI級をナデ斬って、ハイレベル3歳世代の底力を大いにアピールする。