【サウジアラビアRC・血統調査】サリオス 姉2頭と違い父ハーツクライに替わって馬体に迫力

2019年10月03日 21時31分

馬体に迫力があるサリオス

【サウジアラビアロイヤルカップ(土曜=5日、東京芝1600メートル)血統調査】ハーツクライ産駒といえば晩成型のイメージが強いが、新馬→新潟2歳Sを連勝したウーマンズハートに続き、野路菊Sで5馬身差の圧勝劇を演じて2戦2勝となったマイラプソディが出るなど、今年は2歳戦でも好調だ。

 サウジアラビアRCは休み明けとなるサリオスも、新馬戦では直線半ばでゴーサインを出されると、10秒9→11秒3の瞬発力で2着馬に2馬身、3着馬にはさらに7馬身もの差をつける豪快な勝ちっぷり。血統的にもエルフィンS勝ちのサロニカ、ローズS、エプソムCともに2着、秋華賞4着のサラキアの半弟と筋が通っており、将来性は高そうだ。

 母は無傷の4連勝でGI独オークスを制覇したサロミナ。続く仏GIヴェルメイユ賞で10着に敗れると、そのまま引退。繁殖入りとなった。

 牝系はドイツのSライン。祖母ザルデンティゲリンはGIIIバーデンヴュルテンベルクトロフィーに勝ち、GIオイロパ賞2着、独オークス3着。産駒にGIII伊セントレジャー2着のザルト、日本で3勝を挙げ、日経新春杯で5着したサンタフェチーフがいる。

 ともに430キロ台でデビューしたディープ産駒の姉2頭に対し、父がハーツクライに替わったサリオスは、534キロと馬体には迫力がある。

 母の父であるロミタスはオイロパ賞、バーデン大賞、ベルリン銀行大賞と2400メートルのGIを3勝している。そして代表産駒のデインドリームは凱旋門賞などGI・5勝。

 父、母の父の距離適性からはベストと思われるダービーまで、サリオスには無事に駒を進めてほしいものだ