【元JRA助手の極秘情報】京成杯AH出走グルーヴィット「ハンデ3キロ増も馬格あるので問題ない」

2019年09月06日 20時59分

前走の「中京記念」を制した松山(左)=グルーヴィット

【元JRA助手の極秘情報】まいど、野村です。いよいよ秋競馬がはじまります。こっからどんどんトライアルも進み、あっちゅう間にスプリンターズSとか言うてるんやろね。

 しかし先週の札幌競馬はご覧になったやろか。すずらん賞で推奨したヒルノマリブは2着でしたが、もう少し距離が延びればなんとかなりそうな雰囲気。今後も注意して見ていきたい思いますわ。

 ただ、それよりオレがびっくりしたのは、あのお客さんの入り方ですわ。テレビ越しにも歓声が伝わってきましたし、それこそ最終レースまでパンパンに人が入ってたんとちゃいますか。

 オレが現役のころ、つまり函館・札幌で丸々4か月あったときなんて、あんなことなかったですもん。最後のひと開催は下級条件ばっかりで、ホンマに言葉は悪いですが、閑古鳥が鳴いてるときもありました。夏の北海道開催の短縮は、関係者にとっては非難の的になってましたが、あんだけお客さんが入るんやったらJRA的には大成功なんかもしれんね。ま、時代の変遷を目の当たりにした次第です。

 そんな変化は調教師の先生にも出てきてますわ。藤岡のケンちゃん(藤岡調教師)みたくずっと北海道におった人もおれば、ミキオ(松永幹調教師)みたく今年は1回も向こうに行かなかった人もいます。例年、ミキオはさすがに北海道開催中に少なくとも1回くらいは向こう行ってたと思うけど、今年は中京・小倉に戦力を集中させたということかな。実際にグルーヴィットで中京記念V。こちらも大成功ということでしょ。

 さて、そのグルーヴィットですが、今週の中山メーン・京成杯AHに出走します。ハンデ55キロは少し見込まれた感じもしますが、そもそも500キロ近い体の馬ですわ。そない問題ないと思います。ミキオも「ハンデは3キロ増えるけど、馬格があるので問題ないと思っています。初コースですが、自在性があるし、ジョッキー(松山)も2度目ですからね。前走もうまく乗ってくれたし、今回も期待したい」と言うて気合入ってました。これで勝てばサマーマイル覇者に輝きますし、こちらとしても全力で応援したいと思います。(元JRA調教助手)

【プロフィル】のむら・いさお 62歳。元JRA調教助手。1971年に栗東・坪重兵衛厩舎に所属。その後は山本正司、池江泰郎など35年間で数々の厩舎に在籍。トゥザヴィクトリー(2001年エリザベス女王杯)、ステイゴールド(01年香港ヴァーズ)など様々な名馬の背中にまたがる。