【セントウルS】ミスターメロディ藤原調教師が競馬界の女神の直撃に「能力的にはトップクラス」

2019年09月06日 21時02分

残暑厳しい栗東トレセン。調教スタンドの温度計は気温30度に達していた

【セントウルS(日曜=8日、阪神芝内1200メートル=1着馬にスプリンターズS優先出走権)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。夏競馬の間はトレセン取材を休ませていただきまして…そう、今週はリフレッシュ放牧明けっす。久々の緊張感に襲われつつも、しっかりと取材をしてきた…つもりですっ(なんか不安)。

 というわけで、セントウルS。高松宮記念を制してGI馬の仲間入りを果たしたミスターメロディは外せませんよね。藤原先生、この中間はどのように過ごされていたのですか?

「よく走ってくれたので、十分に休養させました。馬はしっかり成長しましたね。とくに体幹がしっかりしたかな。もちろん、精神面も。前は気が入りすぎるようなところがあったのですが、自分で制御できるようになってますね」

 う~ん、頼もしすぎる。そうなると、初の阪神1200メートルも問題なしですかね?

「福永騎手は“右も左も回りは関係ない”と言ってましたが、こちらは関係あると思っています。右回りが不安というよりは、最大パフォーマンスを出せるのが左回りかなと。まあ、対応してくれるとは思いますけど」

 あれれっ。ちょっと心配って感じですか?

「いやいや、最大目標はスプリンターズSですから、右回りも克服してもらわないと。能力的にはトップクラスだと思ってますから、ここで適性を慎重に見極めて、その後もしっかり調整していきたいと思っています」

 春のスプリント王の秋初戦、見ものですよっ!

 お次はマテラスカイの武豊騎手にうかがいました。久しぶりの芝になりますね。

「スピードのある馬なので、芝でもスピード負けはしないと思います。もともとダートでも軽い馬場のほうがいい馬なので、そういう意味では地方競馬の深いダートを走るよりは、芝のほうが向いていると思いますよ。距離1200メートル、しかも開幕週の馬場ということで条件はいいかな」

 なるほどぉ! 最終追い切りにも騎乗されてましたが感触は?

「調教でもすごく走る馬で、いつも速いタイムが出るんだけど…。さすがに(坂路4ハロン)49・4秒と聞いてビックリしました。ただ本当にいいころと比べれば、まだ息遣いが苦しそうなところも。このひと追いで良くなってくれれば、という感じです」

 理想の展開はやはり単騎逃げ…ですよねっ?

「スピードのある馬なので、それを生かすレースをしたいですね。この先の大目標はアメリカのBCスプリントですが、ステップレースを勝って遠征したい気持ちは強い。ここでいい結果を出せるよう頑張ります」

 勝てば二刀流…? カッコイイ…!

 最後はダイメイプリンセスの森田先生を直撃っ。北九州記念は見ていて気持ちいい、鮮やかな差し切り勝ち。その後の様子はいかがですか?

「変わりなく順調です。冬場は筋肉が落ちていたんだけど、暑くなるにつれて筋肉の量が増え、去年のいいころの体に戻ってきましたね」

 夏バテしかけた私には尊敬の念しかないっす。

「6歳にして、去年より力をつけている感じもありますからね。馬主さんのためにも頑張ってサマースプリントチャンピオンになれたら…と思っています」

 よっ! 夏女! どれを本命にすべきか、頭の中がまとまってませんが…。とりあえずスプリント戦やから、まばたき少なめで見届けよっと!

【プロフィル】いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はABC「おはよう朝日です」、サンテレビ「アサスマ探検隊」、ひらかたパークのCMなどに出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。