【元JRA助手の極秘情報】すずらん賞のヒルノマリブ「クラスが上がっても十分チャンスはある」

2019年08月30日 20時59分

新馬戦で圧勝したヒルノマリブ

【元JRA助手の極秘情報】まいど、野村です。いよいよ夏競馬も最終週。ということは、今週は小倉と札幌で2歳Sですわ。両レースとも今後を占う意味で重要なレースですが、忘れてもうたら困るのが、すずらん賞。日曜の札幌10Rに組まれてます。1800メートルの札幌2歳Sと違い、こっちにはスピード自慢の若駒が出てきますわ。

 中でも注目したいのがヒルノマリブいう馬です。何せ新馬戦の内容が圧巻やったからね。後続に4馬身差ですか。しかも、負かしたカワキタアジンは直後の未勝利戦で同じく4馬身差の快勝ですからね。あれはかなり内容が濃かったんとちゃうかな。

 ちなみに同馬はゴールドアリュール産駒。せやからもともとはダートで下ろす算段やったらしいんですが、稽古で感触をつかんだ勝浦騎手が「芝でも大丈夫。芝で行きましょう」と進言したらしくてね。結果、それが大正解ですわ。持ち時計的にも上位やし、勝浦君っちゅうのは、さすが見る目あるね。毎日稽古つけてるだけありますわ。

 ちなみに栗東トレセンで北出調教師に会ったんやけど、北出ハンは「初戦はスピードの違いを見せつけてくれました。大型馬なので使った上積みは大きいだろうし、今のところテンションも上がらず順調に調整できている。クラスが上がっても十分チャンスはあると思う」と期待十分の表情でした。変にモマれたりせんかったら、まず大丈夫とちゃうかな。

 重賞はもちろん要チェックですが、ぜひともこのすずらん賞、注目したってくれるとうれしいね。(元JRA調教助手)

【プロフィル】のむら・いさお 62歳。元JRA調教助手。1971年に栗東・坪重兵衛厩舎に所属。その後は山本正司、池江泰郎など35年間で数々の厩舎に在籍。トゥザヴィクトリー(2001年エリザベス女王杯)、ステイゴールド(01年香港ヴァーズ)など様々な名馬の背中にまたがる。