【小倉2歳S】バリバリの道悪巧者エピファネイア産駒ヒバリを穴馬に指名

2019年08月30日 21時01分

ヒバリは馬房の中でも活気十分だ

【小倉2歳S(日曜=9月1日、小倉芝1200メートル)得ダネ情報】火曜夜から水曜にかけて大雨警報が次々に発表されるほどの豪雨にたたられた北九州市=小倉競馬場。GIII小倉2歳S当日まで予報はずっと雨模様となれば、今年は重馬場で施行された2013年以上の道悪馬場が予想される。ならば問われるのはスピード以上に、タフな馬場をモノともしないパワーと精神力。果たして栗東得ダネ班が目を付けた馬とは!?

「エピファネイアの子だし、道悪も大丈夫じゃないかな」

 手綱を取る福永が楽観的に構えているのがヒバリだ。410キロ台の小兵で一見、道悪は苦手そうだが、不良馬場の菊花賞(13年)を圧勝したエピファネイア産駒だけに問題なしと捉えている。

 確かな裏付けも。これまでエピファネイア産駒が中央で挙げた7勝のうち3勝が稍重~重。そして、タフな馬場をも気にしないメンタル面の強さを強調するのは担当の加用助手だ。

「この血統はうるさい馬が多いのですが、その気持ちの強さがこの馬の場合はいいほうに出てますね。デビューを迎えるときは、長距離輸送は何の問題もなかったし、競馬場に着いてからも何に対しても動じなかった。小さい馬だけど、カイバはいつもしっかり食べるし、タフな精神力を持ってます。どんな状況でも競馬に行って自分の力をしっかり発揮してくれるタイプだと思いますね」

 その初戦は勝ち時計こそ1分10秒0と平凡も、道中は中団後ろの内で控え、直線で馬の間を縫って差し切る快勝劇。「競馬をしたのは最後の1ハロンだけ。馬が強かった」と加用調教師も3/4馬身という着差以上に評価しており、人気どころと比べても、その決め脚は決してヒケを取らない。

 最終追い切りに騎乗した福永は「前回は稽古でムキになっていたので、競馬でも出していかなかったけど、今はそのあたりを馬が分かってきた」と確実な良化を感じ取った様子だ。

 週央からの雨でたっぷり水分を含んだ最終週の泥んこ馬場?を、現役時代に道悪最強だったエピファネイア産駒のヒバリが差し切りV…これが今年の小倉2歳Sの穴のシナリオだ。