【新潟記念・東西記者徹底討論】決め手に勝るカヴァルか絶好舞台のセンテリュオか

2019年08月28日 21時32分

上がり32秒台での快勝もあるセンテリュオ。決め手はメンバー随一かも

【新潟記念(日曜=9月1日、新潟芝外2000メートル)東西記者徹底討論】夏のローカル開催もラストウイーク。3場で重賞が組まれており「独創」荒井、「馼王」西谷はサマー2000シリーズ最終戦のGIII新潟記念で勝負! 瞬発力を最大のテーマとした両人は狙い馬こそ違えど、爆発的な決め手を持つ4歳馬に◎を打った。

 荒井敏彦(東京スポーツ):先週、新潟でケータイをなくしたって話は知ってる?

 西谷哲生(大阪スポーツ):小倉まで悲報は届いてますよ。どうせ酔い潰れてスナックに置いてきたんでしょ。

 荒井:周囲を巻き込んだ揚げ句がさ、実は1件目のすし店だったんよ。早朝から、あんなに探したのに。

 西谷:灯台もと暗しっすね。あはは。

 荒井:地域経済の貢献で落とすのは、おカネだけで十分だよな。んで、自宅に連絡したら知らない番号なんで詐欺電話と勘違いだって。

 西谷:人ごとながら、あきれて何も言えませんね。そんな人の予想に乗ると思います?

 荒井:これ、馬匠の話なんだけど…。

 西谷:ひょえ~、お願いだからハメないで! 勘弁してくださいよ。

 荒井:ワロタところで新潟記念をやろうか。今年は3歳馬が不在だし、秋の飛躍を狙う馬を探せばいいってとこかな。

 西谷:そんな揺さぶりの手には乗りませんよ。狙いは◎カヴァル。ここまで、緩い流れを差し切っての3連勝。父エイシンフラッシュ譲りのスローの切れキャラにしても前走は強かった。前後半5ハロンは4秒以上の後傾ラップで、上がりの差の出にくい馬場でしたからね。着差以上に中身は他を圧倒した。見渡せば、速い流れはなさそうだし、決め手比べは望むところです。

 荒井:外回りコースは素直にディープインパクト産駒を狙うべし。◎センテリュオのマーメイドS・4着は能力を考えれば物足りないが、内回りのフルゲート、それにパワーを求められた梅雨時の馬場が合わなかっただけ。2走前(下鴨S)の勝ちっぷりから直線平坦に替わるのは好都合。言い訳できない舞台なら勝ち負けのイメージしかないよ。

 西谷:ハンデも加味すれば単穴以下には下げられませんね。大物感のあるフランツは、ここで弾みをつけてGI戦線に乗り出してほしい馬。前走は初めての関東輸送をクリアし、デビュー以来の最高体重での出走。体の維持がポイントだけに、これだけでも大きな収穫。春の東京は高速馬場で前残りが顕著でしたが、後方2番手からまとめて面倒をみた末脚は強烈でした。相手が上がったほうがレースはしやすいのでは。

 荒井:格を重視すればユーキャンスマイルも外せない。すっかりステイヤーのイメージだけど、速い上がり勝負は得意で、左回りのほうが走りがいい。ここは狙い澄ました一戦だよ。

 西谷:僕が滞在中の小倉で行われる2歳S(土曜=9月1日、小倉芝1200メートル)は任せてください。フェニックス賞を勝った◎マイネルグリットは1200メートルの流れが課題だったけど、好位につける安定感でした。時計も出走馬最速タイ。ただ、追ってから左にササる面がネック。小回りの多頭数だけに自身との闘いになりそう。

 荒井:全く分かってないな。最終週なんだから走破時計を問うのはナンセンス。勝ちっぷりと完成度は◎カイルアコナが抜けている。一介の逃げ馬ではなく、二の脚がついてからは自分のリズムで運んだだけ。母は平坦巧者で早期から活躍と血統の裏付けも十分。先々はともかく、この相手なら何とかなる。