【札幌記念】フィエールマン 馬なりのまま併入「デキは天皇賞・春(1着)と同じくらいの感じ」

2019年08月14日 21時04分

2段構えの変則併せ馬で、圧巻の動きを見せたフィエールマン(左)

【札幌記念(日曜=18日、札幌芝2000メートル)注目馬14日最終追い切り:函館競馬場】今秋に仏GI凱旋門賞(10月6日=パリロンシャン競馬場)に挑戦するフィエールマンは嶋田(レースはルメール)を背に、ウッドでモンドインテロ(古馬オープン)との併せ馬。

 道中は併走する形で進んでいき、残り3ハロンを過ぎたところで僚馬を置き去りにすると、次は5、6馬身ほど前にいたカルリーノ(3歳2勝クラス)に目標を切り替える。楽な感じで並び掛けると、最後は馬なりのまま併入フィニッシュを飾った。

 3角を過ぎてから前に取り付く際の一瞬の脚の速さ、軸のブレない走りは"凄み"すら感じさせ、5ハロン67・8―38・8―12・7秒と圧巻の動きで締めくくった。

 手塚調教師「当初から2段構えで併せる予定で、時計も良かったね。(前に)追い付く時の格好が良かったし、ジョッキーも普段からよく乗ってくれているけど、いい時のデキと言ってくれている。天皇賞・春(1着)と同じくらいの感じ」

 1週前に騎乗したルメール騎手「馬が大きくなってパワーアップしている。短い距離は道中で少し忙しいけど、ラジオNIKKEI賞(2着)の時もラストの脚は凄かった。札幌記念はいいステップだと思うし、春から一番の目標はフランス(凱旋門賞)なのでいい結果を出したい」

 父ディープインパクトがかなえられなかった世界の頂点へ向け、ここはきっちりVで決める構えだ。