04年ダービー馬キングカメハメハ死す 安藤元騎手「ダービーを勝たせてもらったのが強く印象に残っている」

2019年08月10日 16時05分

2004年の日本ダービーを制したキングカメハメハと安藤氏

 2004年のダービー馬で、引退後は種牡馬として活躍したキングカメハメハ(牡18)が9日、けい養先の社台スタリオンステーションで死んだ。

 同馬は04年のNHKマイルCでGI初制覇。続く日本ダービーをレコード勝ち(当時)で制し、変則2冠を達成した。同年秋の神戸新聞杯を優勝し、さらなる飛躍が期待されたが、右前浅屈腱炎で無念の引退。05年から社台スタリオンステーションステーションで種牡馬入りした。

 現役時代に主戦を務めた元ジョッキーの安藤勝己氏は「ダービーを勝たせてもらったのが強く印象に残っています。絶対に勝てると思って騎乗したのは、後にも先にもあのダービーだけでした。あの精神力の強さが産駒にも伝わったのだと思います。特にロードカナロアを見ていると、それを強く感じます。とても残念ですが、この血統はこれからもきっと繋がっていくと思います」と早過ぎる死を悼んだ。

 父としてドゥラメンテ、レイデオロと2頭のダービー馬を輩出。他にも国内外でGI・6勝の短距離王ロードカナロア、三冠牝馬のアパパネなど多数のスターホースを世に送り出した。

 今春は体調不良を理由に種付けを見送っており、シーズン終了後に種牡馬引退が発表されていたため、今年生まれた産駒が最後の世代となる。