【エルムS】テーオーエナジー 小回り&重賞実績十分で上昇カーブなら絶好の狙い目

2019年08月09日 21時00分

軽快な脚取りで調教に向かうテーオーエナジー

【エルムS(日曜=11日、札幌ダート1700メートル)得ダネ情報】GIIIエルムSにはダート重賞4勝馬グリムを筆頭に、函館のオープン特別を連勝してきたリアンヴェリテ、芝のGI勝ち馬タイムフライヤーなど、多士済々なメンバーが集まった。そんな中、函館得ダネ班が注目したのは、ダート重賞のタイトルはもちろん、小回り適性もありながら、人気の盲点になっているあの馬だ。

「昨秋のグリーンチャンネルC(14着)から月1走ずつのペースで競馬を使ってきたからね。年明けごろから徐々に疲れがたまってきていたのかな。近2走なんかは自分から競馬をやめている感じで…」

 テーオーエナジーの近走を宮助手はこう振り返る。昨年暮れの師走S、年明けのポルックスS連勝当時は完全本格化を思わせたが、その後は佐賀記念が3着→マーチSが10着→アンタレスSが12着と下降の一途をたどった。

「攻め馬はいつも動くので、調子の判断がしづらかった」と宮助手。栗東坂路では毎度のように好調教を連発していたため、見た目からの判断が難しかっただけで、実際のところは相当な疲労の蓄積があったのだろう。それだけに十分なリフレッシュ期間をとり、なおかつトレセンを経由せずに函館に直接入厩して調整できた効果は大きい。

「ウッドでの1週前追い(31日)こそ、前の馬を追いかけ過ぎてバタバタになってしまったけどね。日曜(4日)は馬なりのままラスト1ハロン12・0秒。この馬本来のシャープな動きが戻ってきた」と宮助手はここにきての上昇ぶりに目を細める。

 もともと3歳春には、重賞タイトルを手にしていた実力派。しかも、その兵庫CSの舞台は小回り園田なのだから、「函館は初めてですが、脚質的にも合っていると思いますよ」という宮助手の弁もうなずける。

 十分な実績を誇る実力馬が、普段の状態に戻ったにもかかわらず、休養前の2度の惨敗の影響でマークは薄い。まさに今回は絶好の狙い目だ。