【レパードS】サトノギャロス 位置取り関係なしに繰り出せる強烈な末脚に期待

2019年08月02日 21時02分

扇風機が大好きなサトノギャロス。夏場対策はバッチリだ

【レパードS(日曜=4日、新潟ダート1800メートル)新バージョンアップ作戦】日曜の新潟メインは3歳馬によるGIIIレパードS。先行馬優位がこれまでの新潟ダートのセオリーだが、開幕週で“異変”に気づいた新VU作戦の明石尚典記者は◎サトノギャロスで勝負。位置取り関係なしに繰り出せる強烈な末脚を支持した。

 天候に恵まれなかった福島、中京開催から一転、快晴の下で迎えた新潟、小倉開催。日がさんさんと降り注ぐさまはまさに夏本番といったところだが、日常生活に危険を及ぼすほどの猛暑はコース上の戦いにも少なからず影響を与えているようだ。

 先週の新潟ダート9ハロン戦は未勝利2鞍こそ行った行ったの決着も、残る2勝クラス・苗場特別、1勝クラスが中団につけた馬による差し切り勝ち。昨夏は29鞍のうち27鞍で4角5番手以内の馬が勝利した文字通りの先行天国。猛暑で乾き切った砂上に表れたこの変化を、決して見逃してはなるまい。

 昨年までのイメージを捨てることで大きく浮上してくるのがサトノギャロスだ。除外を挟んで目下3連勝中と勢いは断然。京都ダート6ハロンの未勝利→500万下Vが3馬身半→5馬身差のワンサイドゲーム。スピードの違いを見せつけると、出遅れて後方追走を余儀なくされた前走・清里特別でも最速上がりをマーク。小金井特別に次ぐ開催ナンバー2の好時計を叩き出した。

 2~5ハロン目の4ハロン合計46秒1と小金井特別(46秒3)よりもタフなラップを刻みながら、ラスト2ハロンの落差は同レースの1秒0(11秒6→12秒6)を大きく下回る0秒6(11秒9→12秒5)。自らの瞬発力で勝利をもぎ取ったパフォーマンスからは、決して一介のスピードタイプではない馬キャラが透けて見える。

 あとは一気の距離延長がどうかだけだが、走破時計1分23秒0に2ハロン25秒0を加算すると1分48秒0。重→良換算でプラス3~4秒を見積もっても、9ハロン1分51秒0~52秒0で走れる計算が成り立つ。冒頭の2勝クラス・苗場特別が1分52秒0での決着なら、想定Vタイムは1分52秒を割るかどうかといったところ。時計のハードルをクリアできる下地が整っているとなれば、新境地を開いたサトノギャロスにどうしても一票を投じてみたくなる。