【函館記念】巴賞組より“ぶっつけ”ステイフーリッシュ 惜敗続きにピリオドだ!

2019年07月12日 21時02分

2つ目の重賞タイトル奪取の絶好機を迎えたステイフーリッシュ

【函館記念(日曜=14日、函館芝2000メートル)新バージョンアップ作戦】今週末のメインはサマー2000シリーズ第2戦のGIII函館記念。4年連続(過去10年で7回)馬単万馬券という波乱のローカル名物レースで新VU作戦の明石尚典記者が狙うのはステイフーリッシュ。前哨戦的な巴賞経由馬狙いは過去の話。他馬と違い過ぎる実績から主役の座は不動――という結論だ。

 桜花賞=グランアレグリア、皐月賞=サートゥルナーリア。昨年は秋華賞=アーモンドアイ、菊花賞=フィエールマン。トライアルをパスした“ぶっつけ”でのタイトル奪取はもはや珍しい現象ではなくなった。

 もちろんそれはGIに限った話ではない。外厩制度の充実で叩きつつの概念など今や昔。むしろ、いかにムダ打ちを少なくするかが厩舎サイドのテーマになりつつあると言っても過言ではない。

 かつては函館記念で幅を利かせた巴賞組も、近5年で連対は2着1回のみと急降下。より馬産地に近い北海道シリーズとなれば、目下のトレンドとは決して無縁でいられまい。北の大地でひと叩きしてから…も今や昔。“ぶっつけ”で狙いすました臨戦過程の馬にこそ妙味ありだ。

 今年は半数以上が巴賞組というありがたい?メンバー構成。もれなくオミットして軸にはステイフーリッシュを指名する。

 昨春の京都新聞杯勝ち以降、GIが10、11、13着に対してGII、GIIIが5、3、2、2、3着。GIの壁にこそはね返され続けているものの、オープン特別に毛の生えたようなメンバーなら…と考えるのは当然。もちろん数字(データ)的な裏付けもバッチリだ。

 クビ差2着の京都記念は勝ち馬ダンビュライトの自身後半8ハロンラップ合計1分37秒1に対して1分36秒6。半馬身差2着の中山金杯も勝ち馬ウインブライトの自身ラスト7ハロンラップ合計1分22秒4に対して1分22秒1。後半のスピード持続力で0秒3~0秒5差圧倒なら、敗因は単純に展開のアヤ。ラップひとつで2つ目のタイトルは間違いなく手中に収めることができる。

 ハンデ57・5キロは実力を認められた証し。初見参の北の大地で惜敗続きにピリオドを打つ。