【マリーンS・後記】リアンヴェリテ完勝 3連勝で見えてきた重賞初制覇

2019年07月08日 21時30分

リアンヴェリテをねぎらう国分恭

 7日の函館メイン・マリーンS(3歳上オープン、ダート1700メートル)は圧倒的人気のリアンヴェリテ(牡5・中竹)が大沼Sに続いて逃げ切り勝ちを決めた。得意の持久力戦に持ち込んで後続の追撃を振り切ったが、着差のクビ以上に強い内容。次走の8・11「エルムS」(GIII)へ向けて自信を深める勝利となった。

「ハナが絶対条件と思っていたし、ペースを落とさずに体力勝負に持ち込んだ。自分でペースをつくって、気合を入れたら加速するところがこの馬の持ち味ですから」と国分恭。速いペースの逃げで肉を切らせて骨を断つスタイルを貫く。前走以上に後続が絡んで息が入らない流れになったが、2着モズアトラクションをクビ差で封じ、2番手以下の馬は軒並み失速…。レースを完全に支配して押し切ったのだから内容は文句なしだろう。

「次を見据えて少し(馬体は)緩んでいたけど、強かったね。ついてきた馬はみんな潰れたし、展開的に厳しかったのに勝ってくれた。力をつけているね」

 中竹調教師も馬自身のスタイルが確立してきた上で、強さが増したのを実感する。これで函館は4戦4勝で、小回り1700メートルはベストの舞台設定。近2走の内容から、このメンバーとは勝負付けも済んだ。舞台は札幌に移るが、エルムSはメイチの仕上げで臨めるだけに、3連勝での重賞初制覇がはっきりと見えてきた。