【POG】「どれも走る」リーグルメアリー産駒のテーオープライムに注目

2019年07月02日 21時33分

“当たり屋”赤城記者注目のテーオープライム

【POGマル秘週報】記者が当コラムを担当するのは今回が初めて。両手に余るほどの調教師の方々に「POGで最も大事なことは?」といった基本的な質問を挟みつつ、推奨馬を聞きまくった結果、梅田調教師が「これ、この馬。走ると思うねん」とガラケー(苦笑)の画面で、ある馬の血統を見せてくれた。

 父はアイルハヴアナザー。なじみがない。少なくとも競馬記者歴だけではなく、競馬歴も2年未満の私には…。しかし、梅田調教師が指さしたのは父ではなく、母のほうだった。

「このお母さんから生まれた馬は今(現役の馬)は全部ウチの厩舎におるんやけど、どれもみんな走んねん。テーオーヘリオス(現7勝)に、テーオージーニアス(現3勝)。テーオーポシブルは未勝利やけど、これもすぐに勝つと思うわ。本当に“クズ”が出ない血統やねん」

 その繁殖牝馬の名はリーグルメアリー。競馬歴2年未満の私はもちろん知らなかったが、どうやら私の周りのベテラン記者の方々も知らない様子。ホッとした!

「産駒に共通しているのは、とにかくうるさいこと。それから使いながら良くなってくれること。それ以外はあまり似てないけど、どこかで絶対に勝ってくれんねん。これも共通しているところかな」

 先週の木曜。このリーグルメアリー産駒の2歳馬がデビュー戦に向けて1週前追い切りを敢行しました。ウッドで6ハロン82・1―12・1秒を馬なりでマークしただけではなく、アドマイヤジョラス、サイモンミラベル(ともに1勝クラス)といった古馬に見劣らない動きを披露。騎乗した西村淳騎手の「すごくいい馬ですよ!」との報告に、「ホンマか。それなら頼むわ」とご満悦の指揮官。「走る言うてるんやから、コラムに書いたらええやん。担当の古味(助手)にも聞きに行ったら?」と促され、当人のもとへ。

 古味助手は、梅田調教師をして「難しい馬が来ると、どうしても頼ってしまう。真面目で丁寧に馬と向き合ってくれるからな」と言わしめる存在。トレーナーの信頼が非常に厚く、リーグルメアリー産駒でも特にうるさいテーオーポシブルの担当もしている人物の見解は「この血統は競馬を使っていくことで走ることに対して真面目になっていくのですが、今回は牝馬だからか、最初から走りだすと気が良くて、ゲート(試験)もスッと受かった。勝ち気でチャカチャカしているし、新馬向きの性格だと思います」と、これまでと少し違った雰囲気を感じているとか。遅いデビューが定番の血統が今回は7月デビュー。これだけでも、確かな違いを感じます。

 というわけで、土曜(6日)の中京ダート1400メートルに出走するテーオープライム(馬名を出すのを引っ張りすぎですか?)に注目!!

「スタートが速くてスピードもある。ポンと出て前めの位置につけられれば面白いと思います」という古味助手の言葉を信じて、応援馬券を買ってみたいと思います。