【エプソムC】ミッキースワロー 能力だけ駆ければ「格の違い」見せつける公算大

2019年06月07日 21時32分

プール調教中もカメラ目線。ミッキースワローには余裕が感じられる

【エプソムC(日曜=9日、東京芝1800メートル)新バージョンアップ作戦】東京GI・5連戦も終了して競馬は本格的に夏モード。日曜の同競馬場ではGIIIエプソムCが行われる。安田記念3連単4万3720円を◎△○で仕留めて予想絶好調の新VU作戦・明石尚典記者はミッキースワローに◎。このレースのポイントを読み切ってのストレート勝負だ。

 安田記念は8ハロン1分30秒9で決着。形の上では2回→3回への開催替わりも、実質的な連続開催とあって高速決着頻発の馬場レベルに変わりなし。この時点では時計のバーゲンセールはまだまだ終わらない見方が大勢を占めていたのだが…。

 快晴続きから一転、今週末はあいにくの雨予報。例年よりも時計一つ分は速い高速馬場がどう変化するかは、文字通り神のみぞ知る状況となってしまった。当日の馬場レベルが未知数となれば、最も頼りになるのは純粋な能力比較。精度の低い変化球を封印しての直球勝負こそが的中への最善策と心得る。

 本命はズバリ、ミッキースワロー。現役トップクラス相手のGIはさすがに敷居が高かったが、GIIIに回った前走・新潟大賞典で久々の連絡み。前後半4ハロン差3秒0(48秒6→45秒6)という緩ペースからの決め脚勝負で、休み明け&トップハンデを背負いながらの直線強襲は一枚上の地力があってこそだ。

 自身後半7ハロンラップ合計は勝ち馬メールドグラースの1分21秒1(中間4ハロン48秒1+上がり3ハロン33秒0)を大きくしのぐ1分20秒7(47秒8+32秒9)。斤量差(メールドグラース=54キロ、ミッキースワロー=57・5キロ)を考えれば、このレースで最も強い競馬をしたのがどの馬かは一目瞭然だろう。

 メールドグラースは次走の鳴尾記念を1馬身半突き抜けてGIII連勝。4着ルックトゥワイスはGII目黒記念を快勝した。レースレベルも及第点となれば、実績のない東京コースでも不安より期待のほうが先にくる。

 唯一のタイトル=2017年セントライト記念は4ハロン目からゴールまで加速し続ける漸進ラップ。直線坂のラスト2ハロン11秒3→11秒0の加速ラップの中、皐月賞馬アルアインを1馬身3/4置き去りにしたパワーがあれば多少の渋化にも対応できるはずだ。能力だけ駆ければ、格の違いを見せつける公算が大。久々のタイトル奪取で飛躍の秋へ弾みをつける。