【エプソムC・血統調査】サラキアの母系は重厚なドイツ牝系

2019年06月06日 21時31分

重賞制覇にあと一歩のサラキア

【エプソムC(日曜=9日、東京芝1800メートル)血統調査】今年に入って京都金杯7着、阪神牝馬S・10着ともうひとつのサラキアだが、昨秋にはローズS・2着、秋華賞4着と重賞制覇にあと一歩まで迫った。今年の2戦も0秒4、0秒3差と着順ほど悪い内容ではなく、課題のゲート難も解消されつつある。母系は重厚なドイツ牝系だけに、距離が1ハロン長くなるのも好材料。改めて注目してみたい。

 母のサロミナはGI独オークスなど4勝。輸入後、3年連続でディープインパクトが種付けされたことからも期待の大きさがわかる。初子でサラキアの1歳上の姉サロニカは、エルフィンSを制し桜花賞に駒を進めたものの、出走取り消しの憂き目に遭っている。

 サロミナのロミタス×タイガーヒル(その父デインヒル)という配合は、凱旋門賞とキングジョージVI世&クイーンエリザベスSを制したドイツの名牝デインドリーム(ロミタス×デインヒル)とよく似ている。

 祖母ザルデンティゲリンは独GIIIバーデンヴュルテンベルクトロフィーに勝ち、独GIオイロパ賞2着。産駒にGIII伊セントレジャー2着のザルト、日本で準OPまで出世したサンタフェチーフがいる。さらに曽祖母ザルデの産駒に独GIラインラントポカル2着のザルタスが、孫にはGI独オークスのゼリエンホルデが出るドイツの名牝系だ。

 先週、東京日曜5Rの新馬戦ではサラキアの半弟となるサリオス(父ハーツクライ)が、断然人気のアブソルティスモ(レイデオロ、エプソムC出走のレイエンダの半弟)を2馬身突き放して快勝した。姉もこの勢いに乗りたいところだ。